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創る手帳 2018

創る手帳 2018

【創る手帳 2018】
日本を代表するトップクリエイターによる、仕事の効率を上げ、創造性を最大化する手帳。

●創る手帳とは
スケジュール管理とメモ取りという、手帳のふたつの役割を有機的に統合し、「アイデアを生み出すツール」として再構成したのが『創る手帳』です。制作は、日本を代表するトップクリエイターである小西利行氏。数々のメジャーCMやヒット商品を生み出し続けるトップクリエイターの仕事術と発想術がギッシリ詰め込まれています。
●創る手帳作者の紹介
小西 利行(こにし としゆき)
POOL inc. ファウンダー
コピーライター/クリエイティブ・ディレクター
京都府出身。
博報堂を経て2006年株式会社POOLを設立。

「伝わる言葉」を掲げ、CM制作から商品開発、都市開発までを手がける。主な広告の仕事に、サントリー「伊右衛門」「ザ・プレミアム・モルツ」、TOYOTA、ライザップ、PlayStation4、HOME’S、吉野家、茅乃舎などの広告を担当。また、新商品の開発にも多数携わり、ハウス「こくまろカレー」やサントリー「伊右衛門」、ザ・プレミアム・モルツ「マスターズドリーム」、ロート製薬「SUGAO」などのヒット商品を開発。数々の店舗、商業ビルなどのプロデュースも行い、2008年、日本最大のショッピングセンター「イオンレイクタウン」の総合クリエイティブ・ディレクションを担当。2011年度、国際SC協会世界大会にて、日本初となる「サステナブルデザインアワード」最高賞を受賞。

最近では、ラーメン店「一風堂」のブランディング、及び、ニューヨーク/パリ/ロンドンなど世界戦略プロデュース、吉野家リブランディングプロジェクト、など数々のブランディングを手がけている。長崎佐世保の地域活性プロジェクト「九十九島大学」学長の就任や、社団法人「東の食の会」のネーミング&コンセプト開発など、地域活性やSCR活動も多い。2015年、長年培った「伝わる技術」を集めた『伝わっているか?』(宣伝会議)を、2016年『すごいメモ。』(かんき出版)を上梓。また、アートディレクターの水口克夫氏と共に、絵本『ぞうぼうしパオ』(ポプラ社)も上梓。西麻布にて「スナックだるま」を経営している。
●主な特徴
その1:連携ToDoで、スケジュール管理が変わる
一般にスケジュール帳は、予定とその時間を書き込むもの。でもそれだけだと、淡々と作業をこなすだけの単純労働になってしまいがちです。『創る手帳』のスケジュールはただ予定を書き込むだけではなく、そこでやるべきこと、準備するべき課題なども同時にToDoとして管理できるので、目的を持って予定を立てることができるのです。

それだけでなく、予定を書き込むときに「その打ち合わせで、こういう提案もしよう!」「こんな企画を実現できないかな?」など、その予定をきっかけとして新たなアイデアを生み出すこともできるのです。
予定が書いてあるだけだと、 予定とその内容しかわからない。 (画像をクリックすると拡大します)

予定が書いてあるだけだと、
予定とその内容しかわからない。
(画像をクリックすると拡大します)

「連携ToDo」なら、そこでやるべきこと、 準備すべき課題なども把握できる。 (画像をクリックすると拡大します)

「連携ToDo」なら、そこでやるべきこと、
準備すべき課題なども把握できる。
(画像をクリックすると拡大します)

上部のエリアを使えば、数日にまたがる作業や予定も視覚的に管理できる。

上部のエリアを使えば、数日にまたがる作業や予定も視覚的に管理できる。

その2:メモ番号でメモを有機的に活用
すべてのメモページにはメモ番号を印刷してあります。たったこれだけのことですが、その効果は絶大です。メモ番号を使うことでスケジュールからメモに、あるいはメモとメモの間でリンクを張るのも自由自在。予定を書き込んだときに思いついたアイデアを即座にメモにしたり、そこから他のメモへとアイデアを繋いだりと、情報の活用力が飛躍的にアップします。
メモ番号を使えば、スケジュールからメモにカンタンにリンクを貼ることができる。また日付を使った双方向のリンクも可能。

メモ番号を使えば、スケジュールからメモにカンタンにリンクを貼ることができる。また日付を使った双方向のリンクも可能。

その3:頭の中が整理され、アイデアが生まれる
『創る手帳』最大の特徴のひとつが、小西氏のアイデア発想術を形にしたメモ帳部分です。混乱した頭の中を整理し、アイデアを形にするためのメソッドによって、誰でも簡単にアイデアを生み出すことできます。ここでは、その中から「ホワイト三角メモ」と「つなぎメモ」をご紹介します。
メソッド例1:ホワイト三角メモ
ほとんどの場合、アイデアはゼロから生み出されるのではなく、すでにあるモノゴトとモノゴトの組み合わせから生まれます。そして、アイデアの面白さとは、「組み合わせの面白さ」で決まる場合が多いのです。この組み合わせのプロセスをメソッド化し、だれでも実践できるようにしたのが「ホワイト三角メモ」です。販促やイベント、営業企画から業務改善まで、オールラウンドに使えるメソッドです。

[ホワイト三角メモのやり方例]
1. メモにある薄い線をなぞって、2つの三角形をつくります。
2. アイデアを出すテーマに従って、左側の三角の中に「できること、いる人、あるモノ」などを書いていきます。
3. 右側の三角には、アイデアが狙うターゲット(お客様など)が好きなことを書いていきます。
4. 左右の三角の中にある言葉をランダムにつなげて真ん中に書いていきます。ともかくいっぱいつくり、その中から面白そうなものを残せば、アイデアの出来上がり。
左右の言葉を組み合わせることで、真ん中にアイデアが生み出せる。

左右の言葉を組み合わせることで、真ん中にアイデアが生み出せる。

ここで生まれたアイデアがそのまま形になることもあれば、これが種となって、さらに発想の飛躍が生まれることもあります。
メソッド例2:つなぎメモ
頭が整理できない、答えに行きつけない、というときに役立つのが「つなぎメモ」。課題、悩み、難しいことなど、思いついたことを矢印でつないでいくだけで、考えるきっかけがつながり、頭の中が整理されていって、どんどん答えに向かっていけます。

[つなぎメモのやり方例]
1. まず課題を設定する。
2. その課題に対する「疑問を書く」。悩みでもなんでもOK。
3. 自問自答して思いついたことを矢印でつなぐ。
4. 間違ってもいいから、一度、答えを出してみる。まずは強引に答えを出してみて、そこからまた考え始める。
思い浮かんだことを次々と繋いでいくことで頭が整理され、答えへと近づいて行ける。

思い浮かんだことを次々と繋いでいくことで頭が整理され、答えへと近づいて行ける。

つなぎメモは、ふだん頭の中でやっている考えるプロセスを視覚化するメソッドです。視覚化することで頭が混乱せず、整理され、着実に答えに近づけます。
その4:開きやすく、書きやすく、めくりやすい
180度ガバっと開く製本だから、手で押さえなくても閉じることがなく、ページの真ん中まで楽に書くことができます。また用紙に高級手帳用紙「トモエリバー」を採用しているから、書き心地が滑らかで、めくりやすくなっています。
180度ガバっと開くから、書きやすい。

180度ガバっと開くから、書きやすい。

その5:表紙は自由にカスタマイズ可能
白いビニールカバーの真ん中にはオーバルの窓を開けました。その内側にある表紙は自由に入れ替えが可能。好きな写真やイラスト、おしゃれなアンティークペーパーを入れても良いし、自分でつくった表紙を入れることも可能。
表紙は自由にカスタマイズ可能。

表紙は自由にカスタマイズ可能。

また、以下のページから着替え用データをダウンロードすることもできます。ダウンロードページには自分で作るようのブランクページも用意してあるので、あなたの好きな表紙で創る手帳をカスタマイズしてください。

ダウンロードページ
https://www.MdN.co.jp/cp/tukuru-cover/





『創る手帳 2018』

小西 利行 著
A5判 / 288P
ISBN978-4-8443-6700-0
価格(本体2,800円+税)
URL:https://books.mdn.co.jp/books/3217403019/

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