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出張や旅行はこれひとつでOK、ケーブルも巻き取れるコンセント3基+USB3基のモバイルタップ

2019.7.24 WED

ITライター・山口真弘の気になるグッズラボ 
出張や旅行はこれひとつでOK、ケーブルも巻き取れるコンセント3基+USB3基のモバイルタップ
~スリー・アールシステム「SmaCube TAP3」レビュー
2019年04月16日
TEXT:山口真弘(ITライター)

出張や旅行などでホテルに宿泊し、スマホなどのデバイスを充電しようとしたところ、USBのポート数が足りない、ということがよくあります。

複数ポートを持つUSB充電アダプタを持参していれば、ポート数自体は足りるわけですが、ホテルによってはコンセントの数自体がそもそも少なく、USB充電アダプタを常時挿したままだと、ほかの家電製品が使えなくなることもしばしばです。部屋の備品、例えばポットやドライヤーなどを使う時に、それまでつながっていたコンセントを抜いて使った経験のある人も多いのではないでしょうか。

こうした場合に役立つ、コンセントとUSBポートの両方をバランスよく兼ね備えたモバイル電源タップが、今回紹介するスリー・アールシステムの「SmaCube TAP3」です。
「SmaCube TAP3」。iPhone SE(右)など小型スマホとほぼ同じ大きさです

「SmaCube TAP3」。iPhone SE(右)など小型スマホとほぼ同じ大きさです

コンセントは表面の2口に加えて裏面の1口、合計で3口が備わっています

コンセントは表面の2口に加えて裏面の1口、合計で3口が備わっています

本製品は、小型のスマホほどのボディに、3基のコンセントと、3基のUSBポートを搭載しています。これがあれば、ノートPCとさらにもう2台の家電製品を接続しつつ、同時に3台までのUSB充電が行えるというわけです。本製品をコンセントに挿したままにしていても、コンセントの口数が減ることがないのがミソです。

コンセントは、ボディの外周に沿って巻きつける構造になっています。ケーブルは25cm弱の長さがあるので、コンセントの周囲に障害物があっても問題なく挿すことができます。容量は最大1400Wまで対応しているので、ホテルによくある1000Wオーバーの家電製品、例えばドライヤーや電気ポットなども利用できます。

USBポートは、スマホやタブレット、デジカメ、Wi-Fiルータなど、さまざまな機器を充電できます。Quick Chargeなどの急速充電には非対応ですが、ホテルで利用する場合、翌朝までに充電が完了できれば問題ないケースが多いはずで、そこまでこだわらなくてもよいでしょう。どうしても急速充電を使いたければ、コンセント側に、急速充電対応の充電アダプタを挿して使う方法もあります。
電源ケーブルは外周に沿って巻きつける構造になっていますのでかさばりません

電源ケーブルは外周に沿って巻きつける構造になっていますのでかさばりません

ケーブルは25cm弱。隣の口に干渉しがちなコンセントでも問題なく挿せます

ケーブルは25cm弱。隣の口に干渉しがちなコンセントでも問題なく挿せます

また何より、電源ケーブルを本体に巻きつけて、バックの中に入れて気軽に持ち歩けるのが大きなメリットです。モバイルタイプの電源タップには、持ち歩きやすさにこだわるあまり、肝心のコンセントの口数やUSBのポート数が少なかったり、これとは逆にポート数の多さを重視しすぎて、持ち歩くのにかさばる製品がありますが、その点本製品はバランスも良好です。

本体の質感もしっかりとしており、また価格も1,880円とリーズナブルですので、導入しやすいのも嬉しいポイントです。今回は旅行や出張用途を中心に紹介していますが、むしろ自宅の枕元に導入するのも、便利な使い方でしょう。
表面のコンセント2口+USB3ポートすべてに挿した状態。ホテルでは重宝します

表面のコンセント2口+USB3ポートすべてに挿した状態。ホテルでは重宝します

実際にビジネスホテルで使用中の様子。少ないコンセント口を最大限活かせます

実際にビジネスホテルで使用中の様子。少ないコンセント口を最大限活かせます

余談ですがこの製品、OEM元が同一とみられる別の販売元から、USBを3ポートから1ポートへと減らし、かわりにUSB Type-Cを1ポート搭載したモデルが登場しています。両端Type-Cのケーブルで充電ができるという触れ込みなのですが、筆者個人としては、今回紹介しているUSB Type-A×3ポート仕様のほうが、使い勝手は上だと感じます。

というのも、該当機器のUSB Type-Cポートは、急速充電規格のUSB PD(USB Power Delivery)に対応しないからです。それならばわざわざ両端がType-Cの、いわゆる「C-C」ケーブルを使う必要はあまりなく、一方が従来のType-Aの、いわゆる「A-C」ケーブルを使ったほうが合理的です。出先のホテルではあまり多くの種類のケーブルを持ち込むわけにいかないので、なおさらです。

また、3つのUSBポートのひとつをType-AからType-Cに置き換えているならまだしも、USB Type-Cを1ポート増やすためにUSB Type-Aを2ポートも減らしているのもマイナスです。今後USB Type-Cが普及すればまた話も違ってくるでしょうが、現状では今回紹介したUSB Type-A×3ポートの製品のほうが汎用性が高く、ホテルでも家庭でも重宝するはずです。
製品名:SmaCube TAP3(3R-TAC03)
実売価格:1,880円
発売元:スリー・アールシステム
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B07F1KFR3B/
[筆者プロフィール]
山口 真弘(やまぐち まさひろ)
ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWEBや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーが主な守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。Twitter:@kizuki_jpn
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