実売1,480円、スマホから家電製品をオン・オフできるWi-Fiスマートプラグ | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

実売1,480円、スマホから家電製品をオン・オフできるWi-Fiスマートプラグ

2020.8.13 THU

ITライター・山口真弘の気になるグッズラボ 
実売1,480円、スマホから家電製品をオン・オフできるWi-Fiスマートプラグ~HYSIRY「Smart Plug Mini」レビュー
2020年01月28日
TEXT:山口真弘(ITライター)

最近、続々と発売されているのが、スマートプラグなる製品です。コンセントの根元に取り付け、スマホから家電製品の電源オン・オフを可能にするという機器で、リモコンを搭載していない家電製品でも、遠隔での操作が可能になります。筆者も複数の製品を所有しており、何かと重宝しています。

これらの製品が相次いで登場しているのは、スマートスピーカーと組み合わせることで、音声で操作可能な家電製品の範囲を広げられるためです。事実、これらスマートプラグのほとんどは、Amazon EchoやGoogle Homeといったスマートスピーカーからの利用に対応しています。

もっとも、スマートスピーカーが必須というわけではなく、スマートスピーカー抜きでスマホから直接使うのも、何ら支障はありません。今回紹介するHYSIRYのスマートプラグは、ひときわ小さなボディサイズと、価格の安さを特徴とする製品です。
製品本体。日本仕様の2Pプラグを搭載します。飾り気のないデザインが特徴

製品本体。日本仕様の2Pプラグを搭載します。飾り気のないデザインが特徴

背面。こちらも日本向けの、2Pタイプのコンセントに差し込む仕様です

背面。こちらも日本向けの、2Pタイプのコンセントに差し込む仕様です

こうしたスマートプラグの多くは、海外で販売されている製品を、日本向けにカスタマイズしたものです。具体的には、海外で主流の3Pプラグを、2Pへと仕様変更しています。

その結果どうなるかというと、本来3番目のピンがあったスペースが余り、プラグのサイズに比べてボディが大きくなってしまいます。ボディまで作り替えるのにはコストがかかるためか、たいていの製品はボディはそのままで、2本のプラグだけが残った、アンバランスな形状で販売されています。

本製品はそうした中で、ボディのサイズが非常に小さいことが特徴です。日本向けにボディを再設計したのかどうかは不明ですが、他社の同等製品に比べると上下5mm程度は小さいため、コンセントに挿した時も隣に干渉しにくい利点があります。
背面。プラグ位置は中央よりわずかに下。国内利用に必須の技適の認証も取得済み

背面。プラグ位置は中央よりわずかに下。国内利用に必須の技適の認証も取得済み

他社競合製品に比べるとコンパクトで、タップに挿しても干渉しづらいのが特徴

他社競合製品に比べるとコンパクトで、タップに挿しても干渉しづらいのが特徴

設定方法は、まずコンセントに挿したのち、スマホにインストールした専用アプリから検出を実行。Wi-Fiまわりの設定を行い、適切な名前(扇風機とか加湿器とかコーヒーメーカーとか)をつければ、アプリから電源オン・オフが可能になります。

利用するアプリは「Smart Life」という、さまざまなメーカーで使われている汎用アプリで、シンプルながら操作性はこなれています。単純なオン・オフだけでなく、タイマーを設定して動作させたり、スケジュールを登録して特定の時間帯だけ家電製品を運転することもできます。
リモートで電源をオン・オフしたい家電製品のコンセントをいったん抜いた上で……

リモートで電源をオン・オフしたい家電製品のコンセントをいったん抜いた上で……

その中間に本製品を取り付けます。あとはアプリで電源オン・オフを制御するだけ

その中間に本製品を取り付けます。あとはアプリで電源オン・オフを制御するだけ

オフの状態。画面上のコンセントがグレーアウトし、本体LEDも消えています

オフの状態。画面上のコンセントがグレーアウトし、本体LEDも消えています

オンの状態。画面上のコンセントが明るくなり、本体LEDも点灯しています

オンの状態。画面上のコンセントが明るくなり、本体LEDも点灯しています

また、スマートプラグを使っていると、家電製品の電源をつけたはずが、根元のスマートプラグがオフになっていて電源が入らず、いちどスマートプラグを抜き差しをしなくてはいけなかった……ということがまれに起こります。

しかし本製品では、スマホアプリからだけでなく、本体側面の物理ボタンでも、電源のオン・オフが行えますので、そうした心配もありません。こうした物理ボタンを備えないスマートプラグに比べると、大きなメリットです。ちなみにLEDを見れば、通電しているかどうかもひとめで分かります。
アプリを使わずにオン・オフするための電源ボタン。通電時に点灯するLEDを備えます。設置方法によっては、側面からでないと見えにくいのがネックになるかもしれません

アプリを使わずにオン・オフするための電源ボタン。通電時に点灯するLEDを備えます。設置方法によっては、側面からでないと見えにくいのがネックになるかもしれません

アプリメイン画面。複数の製品をコントロールできます

アプリメイン画面。複数の製品をコントロールできます

スケジュールを設定しての自動コントロールも可能

スケジュールを設定しての自動コントロールも可能

温度や湿度などの条件をもとに運転する機能も備えます

温度や湿度などの条件をもとに運転する機能も備えます

もともとスマートプラグは機能の差別化がしにくい製品で、ボディサイズおよび電源ボタンの有無、アプリの使い勝手くらいしか選ぶポイントはありませんが、本製品はいずれも合格点で、かつAmazonでの売価も1,480円と非常にリーズナブルです。もちろん国内利用に必須の、技適の認証も取得しています。

強いて挙げれば、LEDが正面ではなく側面にあり、設置の向きによっては電源オン・オフのステータスが分かりづらいことがありますが、逆にこのほうが使いやすいという人もいるはずで、一長一短と言えるでしょう。

スマートスピーカーからの音声制御にも対応したこの製品、スマートスピーカーを所有している人の入門機としてはもちろん、家電製品がスマホから電源オン・オフできるようになることでどのようにライフスタイルが変化するか、試してみたい人にぴったりの製品です。
製品名:Smart Plug Mini(JP1)
実売価格:1,480円
発売元:HYSIRY
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B07T7QH227/
[筆者プロフィール]
山口 真弘(やまぐち まさひろ)
ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWEBや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーが主な守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。Twitter:@kizuki_jpn
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