THINKING 04 |
効果的なグリッドデザインを行う | ||
REASON → |
グリッドで領域を設けることにより、 インターフェイスデザインの視覚的効果を 向上させることができる。j |
インターフェイス部分をデザインする際、グリッド(デザイン上には表示されない設計ライン)を敷いて領域のルールを決めることはよくあるが、実際にグリッドが見える状態でデザインしてみよう。
領域のルールがわかりづらかったり、使い勝手が低下してしまうことへの対策として視覚的な効果を得られるメリットがある。縦あるいは横にグリッドを敷き、領域内にロゴやタイトル、コンテンツメニューなど各種デザイン要素をまとめていく。このとき、デザインする表示サイズに合わせてグリッドをどのくらいの間隔で敷き、どこに何の要素を入れるかを事前に考えてラフ書きなどするとよい。
汎用例として写真を背景全面に敷いたインターフェイスや無機質なイメージ、あるいは何もない背景にグリッドを敷くと、デザインそのものの精度感、信頼感、安定感などが高まり、ユーザーは視覚的に迷わずにWebサイトを使うことができるはずだ。