気になるフォント、知りたいフォント。| 書籍『珍奇植物 ビザールプランツと生きる/藤原連太郎、shabomaniac!』(2019.9.5) | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

気になるフォント、知りたいフォント。| 書籍『珍奇植物 ビザールプランツと生きる/藤原連太郎、shabomaniac!』(2019.9.5)

2019.9.19 THU

【プロのフォント使いを実例から解く】
気になるフォント、
知りたいフォント。
デザインの構成において、最も重要な要素の一つ「フォント」。本コーナーでは、無数の選択肢から導き出されるプロのフォント使いを、素敵な実例ベースで紹介していきます。
今回取り上げるのは、書籍『珍奇植物 ビザールプランツと生きる/藤原連太郎、shabomaniac!』です。

2019年9月5日 取材・文 山口 優
『珍奇植物 ビザールプランツと生きる/
藤原連太郎、shabomaniac!』

書籍/2019/日本文芸社(URL
●Designer:スタンダードスタジオ
優美な明朝体を大胆に配置しインパクトを
姿形に特徴があり生態も個性的な「珍奇植物」にスポットを当て、その特性や自生地、育て方などを詳細に解説した書籍。これまであまり取り上げられることのなかった南北アメリカやオセアニアのレアな植物も多数掲載されている。表紙カバーでは、男っぽい黒ベースの背景の上に自然の神秘を感じさせる写真や大胆に加工したタイトル文字などを配置して、風変わりな植物たちを読者に力強く印象付ける工夫がされている。

使用フォント1(メインタイトル)
「マティス M」

優美な明朝体を加工し
ビザールっぽさを

マティス M

マティス M

メインタイトルの文字は、柔らかく優美な曲線が印象的な明朝体「マティス M」(フォントワークス)がベース。あえてオーソドックスな明朝体に平体をかけるなどして上からつぶしたように加工し、ビザールっぽい印象に。

使用フォント2(サブタイトル)
「リュウミン M-KL」

均整のとれた明朝体で
タイトル周りをスッキリと

リュウミン M-KL

リュウミン M-KL

「ビザールプランツと生きる」部分の文字は均整のとれたクセのない明朝体「リュウミン M-KL」(モリサワ)。メインタイトルがより際立つように、サブタイトルにはオーソドックスな書体が無加工で使用されている。

使用フォント3(キャッチコピー)
「リュウミン R-KL」

タイトルより細めの
書体でメリハリをつける

リュウミン R-KL

リュウミン R-KL

メインタイトルの「珍奇」と「植物」の間に挟まれるように配置されたキャッチコピー部分の文字は、オーソドックスな明朝体「リュウミン R-KL」(モリサワ)。メインタイトルやサブタイトルよりも級数を下げて、細いウェイトを選ぶことでメリハリをつけるのが狙い。

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