気になるフォント、知りたいフォント。| 商品パッケージ『スコーン 禁断のシーフード』(2019.9.27) | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

気になるフォント、知りたいフォント。| 商品パッケージ『スコーン 禁断のシーフード』(2019.9.27)

2019.10.19 SAT

【プロのフォント使いを実例から解く】
気になるフォント、
知りたいフォント。
デザインの構成において、最も重要な要素の一つ「フォント」。本コーナーでは、無数の選択肢から導き出されるプロのフォント使いを、素敵な実例ベースで紹介していきます。
今回取り上げるのは、商品パッケージ『スコーン 禁断のシーフード』です。

2019年9月27日 取材・文 山口 優
『スコーン 禁断のシーフード』
パッケージ/2019/湖池屋(URL
●Art Director+Designer:大岩弘茂[Neandertal](URL
装飾を加えた文字でつい食べてしまう背徳感を
エビやイカ、ウニ、ホタテなど、魚介の多彩な旨みがリッチに凝縮されたスナック菓子『スコーン 禁断のシーフード』のパッケージ。その、ついつい食べてしまう「いけない快感」や「本能をそそる禁断の美味しさ」が、深海をイメージさせる青を基調にしたデザインや、印象に残る商品ロゴ、フレーバー名のタイポグラフィなどでエモーショナルに表現されている。

使用フォント1(商品ロゴ)
「オリジナル」

抜けの良いオリジナルの文字で
食感の良さとおいしさを表現

オリジナル

オリジナル

商品ロゴ「スコーン」部分の文字は、ブランドの約32年ぶりのフルリニューアルに合わせて新たに作り起こされたオリジナルのもの。横組みだった従来のロゴを“スコーン”と抜けの良い縦組みのロゴに変更し、新しいスコーンの食感の良さやおいしさを表現した。


使用フォント2(商品のフレーバー名部分)
「DSなみ風」

個性の強い書体を加工し
ドキドキ感と背徳感を

DSなみ風

DSなみ風

文字加工の過程

文字加工の過程

フレーバー名の「禁断のシーフード」部分の文字は、明朝体のリッチさと少し崩した感じのユニークさを併せ持つデザイン書体「DSなみ風」(デザインシグナル)をベースに加工したもの。「いけないリッチスナック」というコンセプトのもと、ついつい口にしてしまう背徳感やドキドキ感が菱形のモチーフで表現された。また、店頭に陳列された際の可読性を意識し、カーニングやプロポーションも細かく調整されている。

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