気になるフォント、知りたいフォント。 映画『ゾンビランド:ダブルタップ』(2019.11.21) | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

気になるフォント、知りたいフォント。 映画『ゾンビランド:ダブルタップ』(2019.11.21)

2020.1.19 SUN

プロのフォント使いを実例から解く
気になるフォント、
知りたいフォント。
デザインの構成において、最も重要な要素の一つ「フォント」。本コーナーでは、無数の選択肢から導き出されるプロのフォント使いを、素敵な実例ベースで紹介していきます。(記事一覧はこちら
今回取り上げるのは、映画『ゾンビランド:ダブルタップ』のポスターです。
2019年11月21日 取材・文 山口 優
『ゾンビランド:ダブルタップ』
映画ポスター/2019/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(URL
●Designer:河原信太郎[KiGO Graph
映画のイメージに合わせネオンサイン風に加工

爆発的なウィルス感染によってゾンビで埋め尽くされた地球を舞台に、生存者の青年が仲間とともに明るく生き抜く様を描いて大ヒットしたホラーコメディ映画『ゾンビランド』の、続編の日本版ポスター(11月22日より全国ロードショー公開)。本国版ポスターのイメージを踏襲して制作された。ゾンビをモチーフとしながらも悲壮感がなくコミカルな笑いを誘う作品世界が、立体的なネオンサイン風のタイトルロゴなどで表現されている。

使用フォント1(タイトルロゴ)
「ヒラギノ角ゴ W8」

力強い骨格を持つ
極太のゴシック体を加工

ヒラギノ角ゴ W8

ヒラギノ角ゴ W8

メインタイトルの文字は、本国版ロゴのイメージに合わせ、モダンさとオーソドックスさを兼ね備えたゴシック体「ヒラギノ角ゴ W8」(SCREENグラフィックソリューションズ)を加工して制作された。サブタイトルの「ダブルタップ」は作中に登場する“生き残るためのルール”のひとつで「二度撃ち」を意味しているが、ロゴではそれがふたつの銃痕で印象的に演出されている。

使用フォント2(コピー)
「ゴシックMB101 H」

可読性の高いゴシック体で
読み手の注目を引きつける

ゴシックMB101 H

ゴシックMB101 H

タイトル上に添えられたコピー「『ヴェノム』監督×『デッドプール』脚本」部分の文字は、可読性に優れた太めのゴシック体「ゴシックMB101 H」(モリサワ)がベースに。前作を知っている人にも知らない人にもフックとなるよう、ロゴに合わせた湾曲加工や、作品の世界観を表現するためのかすれたようなダメージ加工が施されている。

使用フォント3(コピー)
「ゴシックMB101 H」

力強い骨格の文字で
しっかりとした訴求力を

ゴシックMB101 H

ゴシックMB101 H

キャッチコピー部分は、タイトル上のコピーと同様に「ゴシックMB101 H」(モリサワ)が選択された。力強い骨格を持ち、可読性の高いゴシック体を使用することで、読み手の目を引きつけ、しっかりと訴求するのが狙い。

気になるフォント、 知りたいフォント。

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