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【Webライター初心者向け連載】最終回 一人前のデキるライターを目指して/あたりまえライター処世術

2021.1.24 SUN

【Webライター初心者向け連載・あたりまえライター処世術】
最終回 一人前のデキるライターを目指して
これからWebライターになりたい人、Webライターになりたての人に向けてお届けする、連載「あたりまえライター処世術」。文章能力、ギャランティー、スケジュールの立て方etc.意外と教えてくれないあれこれを、現役の編集兼ライターが解説します。うまく業界を渡り歩いて、一人前のデキるライターを目指しましょう。

●文:モコ(仮名) ●イラスト:冨田マリー

ついにこの連載も最終回。半年間、お付き合いいただきありがとうございました。一人前のデキるライターを目指すべく、ラストは今までのおさらい、まとめをしていきます!ライターとして知っておくべきこと、やるべきことはたくさんありますが、個人的にはまずはこの5つを意識しておくといいのではと思います。

特に5番目は本当に気をつけてほしいポイントで、がんばりすぎた結果、体調を崩し、やりたい仕事ができなくなってしまうのは悲しいです。フリーランスは会社員と違って、会社という盾がありません。なので、体調管理とあわせて対人関係にも気をつけてくださいね。
【1】経歴は重要だけれど、チャンスを作り出すのは自分自身
ライターとしての仕事を得るときに、業界経験者である出版社、編集プロダクション出身のライターは有利です。けれども、 “自分をうまくアピール・ブランディング”できればチャンスが生まれるかも。InstagramやTwitterといったSNSを活用することも、今の時代ひとつの手かもしれません。【4】の話に紐づいてきますが、業界経験者とはスタートラインが違うとはいえ、プロのライターである以上、同じだけの力が求められます。チャンスを手にしたとき、それを生かせるように力をつけておきましょう。

【2】自分が不利になるのは絶対ダメ。ギャラの確認は事前に
納品を済ませてからギャラを提示してくる、悪くはしないと言って低額のギャラ……なんてこともありえます。仕事を受けるまえにギャランティーの確認はするように。口頭でのやり取りも危険極まりないので、メール、書面など、残るものでやり取りを。正当な報酬をもらうのはあたりまえのことで、交渉する権利もありますよね。ですが、気をつけておきたいのが調子に乗るということ。ギャラを上げてもらったのに、仕事を疎かにする、大した原稿が書けない、やる気がないというのはあたりまえですが嫌われます。

【3】自由だけれど自由じゃない。だからこそ日々の管理を
フリーランスのライターというと、「好きなときに休めて自由だよねー」なんて言われたりしますが、自由だからこその不自由さもあります。会社に所属していなからこそ、時間の管理などはすべて自分。自分の中で就業ルールを作ったり、納品までにどのくらいの時間を要するのかを知ったり、こまめにスケジュールを管理していきましょう。納品や返事の忘れ、遅れも気をつけて!ライターとしてデビューしたばかりなのに、納期を守れない、連絡を怠るのはかなり減点されてしまいます。

【4】ライターを名乗る以上、ある程度の文章力はマストで必要
「Webのライターはねぇ(苦笑)」なんて腹立ちますよね。でも、実際にWebのライターには“文章がおかしい”人もいるのが事実。こんなことを言われないためにも、文章を書く力、構成する力を身に付けて!ライターは文章を書いて人に伝えるのが仕事です。どんな媒体で、どんなターゲットに、どんなことを紹介するのか。書き進めるまえに一度整理してみてください。また取材のときは、しっかり相手のことを考え、話を聞き出していきましょう。事前に取材の対象をリサーチしておくことも欠かせません。

【5】がんばりすぎは禁物。人間関係でも悩みすぎないように
がむしゃらに仕事をすると、無理がたたって体調を崩してしまう場合も。休憩時間はきっちり休む、土日は休日にするなど、自分なりのルールを決めて、休息を取るようにするのが大事。そして、編集者、クライアントには自分とあわない人も少なからずいて、それがストレスになってしまう場合も。自分だけで抱え込まず、友だちに話を聞いてもらう、好きなことをしてリフレッシュするなど、どこかで発散してくださいね。
今の世の中、「副業でライター」「ライターで稼ぐ」など、簡単にライターデビューできるような雰囲気が漂っていませんか?けれども、“一流のライター”になるのは本当に大変なことです。片手間でできる人なんてなかなかいません。わたしの場合、フリーランスのライターになって5年が経ちますが、いまだに勉強の日々。

ライター業をスタートさせて、なかなか思い通りにいかないこともあると思いますが、少しでもこの連載が役に立つとうれしいです。理想のライターになるべく突き進んでいってくださいね。今までありがとうございました!

文:モコ(仮名)
都内住みのしがない編集兼ライター。フリーランスになって早5年が経とうとしている。広告関係の案件を担当したり、編集部から依頼されて原稿を書いたり、いろいろする人。
イラスト:冨田マリー
東京在住。人物やキャラクターをゆるく描くイラストレーター。雑誌、広告、アート、CDジャケットなど、さまざまな媒体でイラストを展開している。https://tomitamary.com/
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