11月のテーマは「テレワークに使えるiPhone便利術」
〜iPhoneでキーボード&USBを使う方法 編〜

11月のテーマは「テレワークに使えるiPhone便利術」。コロナ禍の影響で、リモートワーク・テレワークを導入する会社が増えましたよね。そうすると、自分のスマホを仕事で使う機会が増えた人も多いのでは?そこで、仕事に使えるiPhoneテクニックを教えてもらいました。書類を簡単にスキャンできたり、メールの返信忘れを防いだり、かっこよく効率的に作業ができるネタ満載です。
●取材・文:沼田佳乃
11/11:メールにまつわる便利な機能
11/11:書類にまつわる便利な機能
11/17:キーボード&USBの使い方
11/24:コミュニケーションを円滑にする方法

ホーム画面から「設定」をタップ>「Bluetooth」をオンに変更後、接続したい機器の名前を選択する
ちなみに……、キーボードは有線でも使えますが、その場合「Lightning - USB 3カメラアダプタ」という変換アダプタを用意する必要があります。これはUSB の差し込み口を作ることができるだけでなく、外部から電源供給できるアイテムです。
キーボードの消費電力をiPhoneだけではまかなえない可能性があるので、USB端子にキーボードを接続しつつ、もう一方の「Lightning - USB 3カメラアダプタ」の端子に電源ケーブルを差し込み充電しながら使います。これなら電源が切れる心配もないので作業も快適です。

「ファイル」アプリを開く>USBメモリーの名前(画像左。初期設定ではUntitledなど)をタップ(表示がない場合は左上の「ブラウズ」をタップ)>中のファイルを見る、書類の保存することができる

パワーが足りないというアラートが出た場合は、右側の端子に電源ケーブルを差し込み電源供給を(画像:編集部撮影)
ひとつ注意しなければならないのが、USBメモリーはフォーマットが「Ex-FAT」「FAT-32」「HSF+」「APFS」のいずれかでないとiPhoneの場合、開くことができないのでご注意を。よくありがちなのが、Windows標準フォーマットのNTFS形式になっていてiPhoneで見れないというケース。途中からの書き換えはできないので、Mac、Windowsのどちらにも互換性がある「Ex-FAT」がおすすめです。
実はこの方法、USBだけでなく、外付けのハードディスクも使用できるんです。外付けハードディスクはパソコンなどUSB端子を差し込んだ接続先から電源を供給する「ポータブル型」と、コンセントから電源を取る「据え置き型」の2種がありますが、iPhoneには「ポータブル型」を動かすだけの電力がないので、使えるのは「据え置き型」のみ。iCloudでもデータを保存しておくことができますが、5GBの使用容量を超えると月額有料になってしまう。それが嫌な人はこちらを使うという手もあります!ほかにも、SDやmicroSD対応の端子もあるので、使いやすいメディアで活用するのがいいでしょう。
