カテゴリ名を日本語で記載した場合の落とし穴 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて


Webデザインには、あなたの知らない「落とし穴」がたくさん。大きなものから小さなものまで、それが及ぼす影響はさまざまだ。カンペキだと思っているあなたのサイトも、実はすでに暗い穴の中かも・・・。




カテゴリ名を日本語で記載した場合の落とし穴


 Movable Typeでは、カテゴリ名を日本語で表記した場合、カテゴリアーカイブHTML自動生成時にファイル名が固有のファイル名で生成されないという現象が生じる【1】。このようなケースでは、「cat_something_aaaaa.html」などといった、末尾が重複する可能性が高いファイル名を自動生成してしまうため、アーカイブ同士で上書きし合う危険が非常に高い。

 このような事態を回避するための方法をふたつ紹介しよう。まず、カテゴリータイトルをアルファベットで記述し、実際にブログ上で表示したい日本語のカテゴリー名をMovable Typeの管理画面の「カテゴリ」→「カテゴリの説明」部分に記述する。

 ブログのトップページであるindex.htmlのデフォルトのHTMLソースでは、設定した「カテゴリ名」を表示するよう設定されているが、ここに先ほど設定した「カテゴリの説明」を表示させるよう、Movable Typeの管理画面の「テンプレート」→「メインページ」を書き換える【2】。【2】のソースでは<$MTCategoryLabel$>を<$MTCategoryDescription$>と書き換えている。

 また、Movable Type管理画面内、「アーカイブの設定」で、アーカイブ・ファイルのテンプレート に「cat_<$MTCategoryID$>.html」と設定することでも回避可能である【3】。



【1】自動生成されたファイル名の入ったURL

<div class="side">
<MTCategories>
<a href="<$MTCategoryArchiveLink$>"><$MTCategoryDescription$>
(<$MTCategoryCount$>items)</a><br>
</MTCategories>
</div>
【2】HTMLソース


【3】Movable Typeの管理画面

解説:横山 剛

(※本文中、及びキャプション内で使用している「<」、「>」は、全角になります。ご注意ください。)





twitter facebook このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて

この連載のすべての記事

アクセスランキング

8.30-9.5

MdN BOOKS|デザインの本

Pick upコンテンツ

現在