「IE6は未知の脅威にさらされる」NISCが各府省庁にIE8への移行を推奨
「IE6は未知の脅威にさらされる」NISCが各府省庁にIE8への移行を推奨
内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は、Internet Explorer 6(IE 6)を利用している各府省庁に向けて、IE 8への移行を呼びかけた。
NISCによると、ソフトウエアの互換性を確認するコストがかかるため、IE 6をはじめ旧システムを利用している府省庁があるという。しかし米国で2010年1月に発生したサイバー攻撃がIE 6のセキュリティホールを悪用したものであったりと、IE 6は未知の脅威にさらされるおそれがある。そこで5月12日付でIE 6からIE 8への移行を推奨するとともに、今後各府省庁においてWebアプリケーションを利用するシステムの新規構築または更改する際は最新ブラウザに対応する設計とすること、最新の複数ブラウザの利用を検討することなどが伝えられた。
内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)
URL:http://www.nisc.go.jp/
2010/06/21