アドビ、PhotoshopとiPadで連携できる3アプリの提供を開始
アドビ、PhotoshopとiPadで連携できる3アプリの提供を開始
アドビシステムズ株式会社は5月9日、Photoshop CS5と連携して使用できるiPadアプリ「Adobe Color Lava」「Adobe Eazel」「Adobe Nav」の提供を開始した。
「Adobe Color Lava」は、iPadの画面上で指先を使って色を混ぜ合わせ、好みのカスタムスウォッチカラーを作成したり、最大5つまでのスウォッチカラーテーマの作成ができる。作成したカスタムカラーは、ネットワーク経由でPhotoshopに送信して利用できるほか、Eメールで送信することも可能。
「Adobe Eazel」は、iPad上でアートワークを制作できるツール。ウェットとドライの絵の具を混ぜ合わせ、指先を使って絵を描くことができる。時間の経過に従い、絵の具を乾燥させることも可能。5本の指で画面をタッチすると、カラー、不透明度、ブラシサイズなどの設定を変更する操作を行うことができる。制作した作品はPhotoshop CS5に送信できるほか、iPadからJPEG形式でメール送信することも可能となっている。
「Adobe Nav」はPhotoshop CS5で開いているドキュメントをiPad上で参照、並べ替えなどができ(最大200枚まで)、タップしたドキュメントをPhotoshop CS5側でアクティブにすることもできる。また、Photoshop CS5のツールバーをiPad上でカスタマイズでき、よく使うツールにすぐにアクセスできるようになる。作成したツールバーは最大16個まで保存できる。使用には、iPadとPhotoshop CS5を起動しているコンピュータがネットワーク接続されていることが必要。
いずれのアプリも、Photoshop CS5との連携機能を利用するには、アドビのアップデートを利用し、Photoshop CS5をバージョン12.0.4 以降に更新する必要がある。
「Adobe Color Lava」
「Adobe Eazel」
「Adobe Nav」
「Adobe Color Lava for Photoshop」(iPad対応、350円)
【iTunes が開きます】
「Adobe Eazel for Photoshop」(iPad対応、600円)
【iTunes が開きます】
「Adobe Nav for Photoshop」(iPad対応、230円)
【iTunes が開きます】
※価格は記事執筆時点のもので、変動する可能性があります。ご了承ください。
2011/05/11