Twitter、時系列は残しつつ話題のツイートが上にくる新タイムライン導入
Twitter、時系列は残しつつ話題のツイートが上にくる新タイムライン導入
Twitterは10日、これまでフォロワーのツイートが時系列で並んでいたタイムラインについて、オフィシャルブログや公式アカウントのツイートで新しい表示形式を導入したと発表した。
かねがね噂されてきたTwitterのタイムライン変更。2月6日(米国時間)にはテック系情報サイトBuzzFeedNewsが「来週には、みんなが見たがっているツイートが上にくるような新タイムラインを導入」と報じていた。それに対し、Twitterのジャック・ドーシー(Jack Dorsey)CEOは「Twitterはリアルタイムに即したライブである」として、新タイムラインの導入を否定していたが、あっさりその言葉は覆された。
多くのユーザーが「#RIPTwitter」=Requiescat in Pace Twitter(Twitterよ安らかに眠れ)と投稿し、拒否反応を示したが、Twitterではその動きに配慮したのかそれとも予想していたのか、導入時は設定で新機能をオンにしない限り旧表示形式のままだとしている。また、新表示では全てのツイートが“話題性”“重要度”の順番に並ぶのではなく、タイムラインのトップにそれらが置かれ、その下はこれまで通りの時系列が並ぶという方式になる。
Twitterでは、今後数週間は新タイムラインを試したユーザーからのフィードバックを受け付け、その後は常時新タイムラインを「オン」の状態にするという。時系列のままの表示がいいというユーザーは、「重要な新着ツイートをトップに表示」をオフにすることで、旧タイムラインのままで利用し続けることができる。