技術者たちの本気を見た!電池なしでLEDが光るiPhoneケース「D51形1号機」限定販売開始
技術者たちの本気を見た!電池なしでLEDが光るiPhoneケース「D51形1号機」限定販売開始
株式会社電子技販は、ジェイアール西日本商事株式会社「トレインボックス」とコラボレーションし、iPhoneケース「FLASH D511回路線図 iPhoneケース」を製作。京都鉄道博物館ミュージアムショップでの販売に加え、通販サイト「トレインボックス」にて販売を開始した。
同製品は京都鉄道博物館の収蔵車両「D51形1号機」をデザインした基板アートiPhoneケース。複写した紙の図面から基板CADで忠実に設計、自社のプリント基板の設計製造技術を採用し、基板の配線パターン(金メッキ)やシルク文字でデザインした製品...という技術者たちの本気度が伺える逸品だ。
何といってもこの製品の特長は「電池なしでLEDが光る」こと。ケースの一部は実際に電子回路として機能しており、iPhone自身が発する電波を電力に変換して前照灯部分のLEDが光るという仕組みになっている(通常時は光らず、強い電波を発した時のみ発光する)。
何といってもこの製品の特長は「電池なしでLEDが光る」こと。ケースの一部は実際に電子回路として機能しており、iPhone自身が発する電波を電力に変換して前照灯部分のLEDが光るという仕組みになっている(通常時は光らず、強い電波を発した時のみ発光する)。
また裏話では紙図面を拡大・スキャンして基板CAD上の座標を確定、一本一本をマウスクリックで描く作業をしたという気の遠くなるような誕生秘話も明かされている。さらには2ヶ月以上かけて18万本の0.1mm幅の金メッキラインを描き、D51の前照灯に配置するLEDは電波で光る回路を設計。外部と内部の配管が両方記載されている紙図面から参考にできる写真資料も無い状態で開発したため、相当な時間を費やし通常1ヶ月で制作するものを3ヶ月かけて制作したという至極のiPhoneケースとなっている。
高密度基板に使用するという技術で作られたこのiPhoneケースは、コーティングも大阪本社のクリーンルームで行われたという。1個につき10分ほどかけて手作業で行い、電子部品についた気泡を取り除くなど、もはや軽々しくiPhoneケースとは呼べない(iPhoneケースですが)代物となっている。
株式会社電子技販
URL:http://www.denshi-gihan.co.jp/moeco/
トレインボックス
URL:http://www.trainbox.jp/products/detail.php?product_id=2463
URL:http://www.trainbox.jp/products/detail.php?product_id=2464
2016/06/07
URL:http://www.denshi-gihan.co.jp/moeco/
トレインボックス
URL:http://www.trainbox.jp/products/detail.php?product_id=2463
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2016/06/07