船舶の安全を守る海上保安庁の海図製作用に日本HPの大判プリンタ「HP PageWide XL 8000 Printer」が採用
株式会社日本HPは、同社の大判プリンタ「HP PageWide XL 8000 Printer」が、海上保安庁で海図製作用に採用されたことを発表した。「HP PageWide XL 8000 Printer」は、カラー / モノクロともにA1判で最大30枚 / 分、A0判で最大18枚 / 分の速度でプリントできるモデル。今回の海上保安庁による導入は、プリンタ本体の性能に加え、独自のソフトウェアや大容量スタッカーなどによって大幅に作業を効率化できることが決め手となった。
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海上保安庁の組織の1つである海洋情報部では、航海の安全を確保するため、海洋の調査や観測を行って航行に必要な海図を製作している。約2000種類の海図を発行しており、毎年約70種類の改訂版を作成。港の施設や水深の変化情報に基づいて、補正図も毎週発行している。大量の海図を提供するうえでは、出力の工程に正確さや品質の高さ、スピードやコスト効率の良さが必要だ。今回導入された「HP PageWide XL 8000 Printer」は、一般的なインクジェットプリンタとは異なり、プリント可能幅そのままのサイズのラインヘッドが搭載されているため、ページ幅を均一な品質で一気にプリントすることが可能。オプションの大容量スタッカーを追加することで、最大500枚のメディア積載も行える。