JR東、子どもがちゃんと改札を通ったかどうか保護者に知らせる通知サービス発表
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、子育て支援を通じた沿線活性化事業「HAPPY CHILD PROJECT」の子育て支援メニューとして、「改札通過通知サービス」を実施すると発表した。
JR東は、駅型保育園などの開設に取り組み、2017年4月1日には子育て支援施設は100箇所を達成する予定。さらに、2020年4月までには130箇所の子育て支援施設の開設をめざし、子育て世代の様々なニーズに対応したサービスを導入する。
「改札通過通知サービス」もその一つで、子どもが交通系ICカードを使って対象駅の改札を通れば、改札通過駅の名称と時刻が、保護者のスマートフォンやタブレットなどの携帯端末に通知される。
サービスは2017年秋に山手線と中央線(東京~高尾)で開始され、2018年春までに順次エリアを拡大、展開エリアは首都圏エリア約250駅となる。
同社ではほかにも、子育て支援を軸とした複合開発として、子育て支援住宅を建てたり、山手線内で子どもが楽しめるコンテンツを配信するなど、様々な子育て支援メニューを提供する予定。