日産が開発した行列に座ると自動で進むイス、羽田空港のうどん店に設置決定
日産自動車株式会社は、同社の自動運転技術「プロパイロット」から着想を得て製作した“行列を自動で進むイス”「プロパイロットチェア」(ProPILOT CHAIR)について、「無償貸与」する店舗が決定し、3月23日(木)11時〜14時に設置すると発表した。
本システムは全て自動でストップアンドゴーする、行列対応の自動イス。行列に設置されたイスが、列の進みとともにイスとイスの距離を一定に保ちつつ前進し、先頭に達してイスが空になると自動で最後尾に戻るという仕組み。
このシステムには、日産のセレナに搭載されている、高速道路などの自動車専用道路の同一車線において、先行車両との車間距離を一定に保ち、かつ車線中央を走行するようにステアリング操作を支援する自動運転技術「プロパイロット」が盛り込まれている。
今回、設置される店舗は、羽田空港第1旅客ターミナル 2Fにあり、羽田空港出発ロビーの間近に出店しているカレーうどん専門店「cuud」。
展示時には、誰でも座って機能を体験することができる。