Apple、「macOS High Sierra」を発表!新たなファイルシステムを採用してHEVCもサポート

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Apple、「macOS High Sierra」を発表!新たなファイルシステムを採用してHEVCもサポート


「macOS High Sierra」

「macOS High Sierra」

Apple社は、カリフォルニア州で開催されている開発者カンファレンス「WWDC 2017」で、最新版のOS「macOS High Sierra」を発表した。従来の「HFS+」の後継となる新たなファイルシステム「Apple File System(APFS)」を採用し、ファイルの複製やフォルダの中身のサイズを調べるような一般的な操作の高速化と、停電およびシステムクラッシュからのデータ保護などを実現。ネイティブ暗号化でファイルの安全性とセキュリティが守られ、以前にHFSでフォーマットされたドライブとのデータの読み書きの互換性も維持される。
「macOS High Sierra」の大きなトピックとしては、動画圧縮規格HEVC(H.265)が正式に標準サポートされたことも挙げられる。HEVCはH.264よりも遥かに圧縮効率が高く、円滑なストリーミングやパソコン上でビデオのファイルが占める容量の削減に役立つ。今回の発表で、HEVCのスタンダード化に拍車がかかる可能性も期待されるため、注目しておきたいところだ。
また、「macOS High Sierra」には「Metal 2」テクノロジーが組み込まれ、初めてVRコンテンツ制作がサポートされた。「Metal 2」はGPUパワーを高速かつ効率的に利用するためのテクノロジーで、音声認識や自然言語処理、機械学習もサポート。Thunderbolt 3との組み合わせにより、パワフルな外部GPUも利用できる。
そのほかには、「写真」アプリケーションに常時のサイドバーを追加してアルバムや整理ツールを表示できたり、「メモ」に表の機能を追加したり、「Safari」で音声付きビデオが自動再生されないように設定できたりと各種の強化を実施。「Siri」の表現力が豊かになり、話す内容によって表現 / イントネーション / 抑揚がさらに変化する自然なものとなったことも発表されている。
「macOS High Sierra」の開発社向けプレビューは、発表当日である2017年6月6日(火)から提供が開始され、パブリックβは6月後半にMacユーザーへと提供予定。正式なリリースは今秋の予定で、無料のソフトウェアアップデートとしてMac App Storeから提供される。
「Metal 2」により、プロのコンテンツ制作 / ゲーム / 機械学習などにおけるグラフィックスと演算の性能が高まる

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