印刷された静止画が動画のように動いて見える光投影技術「変幻灯」を活用したPOPが新青森駅と八戸駅に登場
大日本印刷株式会社とNTTコミュニケーションズ株式会社が共同で開発した次世代POPが、「青森県・函館観光キャンペーン」に採用。写真や絵に動きを与える光投影技術“変幻灯”を活用したPOPで、新青森駅と八戸駅に、キャンペーン告知と駅での“おもてなし”の装飾として設置された。2017年9月30日(土)まで開催中の「青森県・函館観光キャンペーン」は、2016年の「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」のアフターイベント。青森 / 函館エリアの魅力を発信し、青函周遊観光の定着を目指している。
“変幻灯”は、印刷された静止画が目の錯覚で動画のように動いて見える技術。ポスターやボードなどに印刷された絵柄をカメラで撮影し、蝋燭の炎の揺れや人物の表情の変化など、絵柄にあった動きのモノクロ映像データを専用ソフトで制作する。制作したモノクロ映像をポスターなどの絵柄の上にプロジェクターで投影すると、動いているように見える仕組みだ。今回「青森県・函館観光キャンペーン」で採用されたPOPでは、青森市のねぶた祭りや十和田市の奥入瀬渓流など、四季折々の景色のレイアウトに変幻灯を活用。あたかも、ねぶたが動いて見えたり、渓流が流れているかのように見えたりする演出が実現されている。
この“変幻灯”を活用したPOPは、見る者が静止画だと認識していた印刷物に動きを加えられるため、アイキャッチ効果が高い。センサーを取り付けることで、POPの目の前に人が立ったり、商品を手に取ったりする動きに合わせ、静止画が動くような視覚効果を与えることもできる。
大日本印刷株式会社 / NTTコミュニケーションズ株式会社
URL:http://www.dnp.co.jp/infosol/solution/detail/10134985_18793.html
2017/07/18
URL:http://www.dnp.co.jp/infosol/solution/detail/10134985_18793.html
2017/07/18