Adobe、漢字タイポスなど10種類のTypeBankフォントを「Typekit」に追加
アドビシステムズが提供している「Typekit」サービスのサブスクリプションフォントライブラリに、株式会社モリサワのグループ会社である株式会社タイプバンクのTypeBankフォント10書体が追加された。Webおよびデスクトップ用としての利用が可能。「Typekit」に収録されたモリサワおよびTypeBankフォントは、今回提供された書体を含めて計30種類となる。
「Typekit」は数多くのフォントを1つのライブラリで提供するサービスで、「Adobe Creative Cloud」の有料プランには、サブスクリプションフォントライブラリが追加料金なしで含まれている。今回、新たに追加されたTypeBankフォントは、漢字タイポス 48 / 412、TBUDゴシック R / B / H、TBUD丸ゴシック R / B / H、TBUD明朝 M / Hの計10書体だ。
漢字タイポスは1960〜1970年代に一世を風靡したタイポスの漢字デザイン書体。2008年に初めてフォント化され、キュートかつコケティッシュな表情を備えている。TBUDシリーズは、第三者学術機関による読みやすさの研究結果を取り入れたユニバーサルデザイン仕様の書体。ディスプレイ表示や公共サイネージのようなアクセシビリティが重要視される環境での使用にも適している。