盆栽の表現は新たな領域に、「仏像盆栽」「断崖盆栽」の世界観がすごい
新しい盆栽の楽しみ方を提案する東京盆栽生活空間が、ユニークなデザインの盆栽を発表し話題になっている。
「BUDDHA BONSAI(仏像盆栽)」は、盆栽と仏像の頭部を組み合わせたシリーズ。タイのワット・マハタートに実際にある、菩提樹の根に仏像の頭部が包まれた姿をそのまま写し取ったようなデザインで、カエデ3万9000円やサツキ9万9000円、ムレスズメ8万9000円など、様々な種類の木で、独特な世界観を演出している。
また、「CLIFF BONSAI(断崖盆栽)」は、高さをもたせたレイアウトの盆栽。岩に足を伸ばして寺院風の建物が立つ姿は、国宝・投入堂を想起させる。崖に根を絡ませる大木は根上がり盆栽で表現され、苔と実現不可能に見える建築物との組み合わせは、仙郷のようなミステリアスな雰囲気を醸し出している。
ほかにも、手の平サイズの極小盆栽「MICRO BONSAI(マイクロ盆栽)」や土を使わず、水で育てる盆栽「AQUA BONSAI(アクア盆栽)」もラインナップされ、サイトは、ユニークな盆栽作品を見ているだけでも癒される空間となっている。