デュプロの小型製紙機「RECOTiO」を豊橋市役所が導入!庁舎内での紙のリサイクルシステムを確立
愛知県の豊橋市役所は、2017年12月25日(月)に小型製紙機を導入し、西館 6Fの印刷室に設置した。この小型製紙機は使用済みの紙を原料として再生紙を生産できるため、古紙の回収から再生紙の生産までのリサイクルを庁舎内で完結させることが可能。一連の作業は庁内障害者ワークステーション「わくわく」スタッフが請け負い、障害者の雇用促進と活躍の場の拡大にもつながる。
今回、豊橋市役所に導入された小型製紙機は、デュプロ精工株式会社による「RECOTiO(EV-i250)」だ。トナー除去機能を搭載し、使用済みのコピー用紙から白い古紙100%の再生紙の作成が可能。水と泡で文字を消し、まるで“紙の洗濯機”のような役割を果たす。ステープラーの針やフィルムなどを取り除く簡易的な異物除去機能も備えており、1時間あたりでA4普通紙250枚、A4厚紙110枚のペースでの生産に対応。従来モデルの約2/3に小型化されていることも特徴とされている。
9:30から古紙の投入と再生紙の生産が開始され、古紙を投入してから約2時間後に再生紙ができ始める仕様。豊橋市役所では主に厚紙への再生が行われ、再生された紙は市役所職員の名刺に活用される。