明治12年創業の染工場がスマホで着物をカスタムメイドできるサービス「WA TAILOR」を開始
有限会社安藤孝染工場は、2018年6月1日(金)に、スマートフォン上で上で着物をカスタムメイドできるサービス「WA TAILOR(ワ テイラー)」を開始する。同社は1879年創業のきもの総合加工会社。「WA TAILOR」は、着物離れが進む20代から30代を主なターゲットとしており、着物と触れ合う機会を提供して興味を持ってもらうきっかけを作ることを目指している。
「WA TAILOR」では、ユーザーが自身で寸法を入力し、白生地の種類を10種から選択。続けて、染め色(28色)、長襦袢(5色)・帯(10種)・帯締め(24色)・帯揚げ(24色)を選び、好みのデザインに仕上げられるサービスだ。選択を進めると、リアルタイムでモデルツールに反映。色の組み合わせを確かめながら選ぶことができる。
安心して着物を購入できるように、希望者へは生地見本の無料配布も実施。画面上では分かりにくい生地の質感や色を実際に手元で見ることで、不安を解消することが可能だ。注文後には約10日で染め上がりの生地見本が送付され、納得できれば最長で2カ月後には仕立て上がりの商品が納品。価格は着物セット(長襦袢と帯付き)が15万8000円、着物単体が7万8000円で、公式サイトは6月1日(金)のサービス開始当日に開設される(https://watailor.jp/)。