60歳以上のシニアのスマホ所有率、“消極派”以外は全てアップという調査結果
NTTドコモ モバイル社会研究所は、シニアのICT「Information and Communication Technology(情報通信技術)」利活用生活の検討という調査の結果を公開している。本調査は、関東1都6県、60~79歳男女を対象に行われた(調査は2018年1月)。
今回の調査ではシニアの日々の活動、それを元にしたグループ分け、活動グループとスマホ所有の関係、という3つのテーマの結果が公開された。
まず、シニアの活動を分類すると、地域活動などの「社会活動」、教養・芸術・手芸などの教室活動を行う「カルチャースクールでの活動」、仲間・家族との交流を行う「人との交流」の大きく3つに分かれる。
これらの活動に一つでも参加している割合は61%、全く参加していない消極派は39%となり、2015年と比べると消極派が7%増加している。
まず、シニアの活動を分類すると、地域活動などの「社会活動」、教養・芸術・手芸などの教室活動を行う「カルチャースクールでの活動」、仲間・家族との交流を行う「人との交流」の大きく3つに分かれる。
これらの活動に一つでも参加している割合は61%、全く参加していない消極派は39%となり、2015年と比べると消極派が7%増加している。
スマホ所有に関しては、消極派は外部との接触、活動がないからか、約35%と2015年と比べてほぼ変わりがない状態となっている。
一方、「社会活動」など何らかの活動に参加している層は、全て20%以上の伸びを記録。シニアになっても積極的に活動しているおじいちゃん、おばあちゃんは、積極的にスマホを手に入れて利用しようとしている姿が浮き彫りとなった。
調査では消極派が将来的に社会で孤立する可能性があると指摘。それに対し、ICTが人との繋がりに何かしらの効力が発揮できないか、今後検証するとしている。
一方、「社会活動」など何らかの活動に参加している層は、全て20%以上の伸びを記録。シニアになっても積極的に活動しているおじいちゃん、おばあちゃんは、積極的にスマホを手に入れて利用しようとしている姿が浮き彫りとなった。
調査では消極派が将来的に社会で孤立する可能性があると指摘。それに対し、ICTが人との繋がりに何かしらの効力が発揮できないか、今後検証するとしている。