DHCがインフルエンザ・花粉などを不活性化させる機能性タイル「メディコ-Medico」を開発
株式会社ディーエイチシー(以下、DHC)は、2月13日、ウイルスやアレルゲンを抑制する機能性タイル建材「メディコ-Medico」を発売すると発表した。現在は販売店の募集が行なわれており、販路は未定。近日中にホームセンターや建材店等に並ぶものと思われる。
化粧品や健康食品を提供するDHCが、このたび新たな試みとして“住環境”に関わる健康に着目し、機能性タイル建材「メディコ-Medico」の開発に成功した。「メディコ-Medico」は、ウイルスやアレルゲンを抑制する機能を持っており、冬に気になる感染症であるインフルエンザやノロウイルスをキャッチ、表面のエンペローブと呼ばれる膜を変性させることでこれらを不活性化する。数値にすると、インフルエンザウイルスに対しては99.923%以上、ノロウイルスに対し99.997%以上もの感染能力を失わせる効果があるという。
また、ハウスダストや花粉症などのアレルゲンとなる、ナノサイズのたんぱく質もキャッチし、無効化する。アレルゲンのたんぱく質はどれも同様の構造をしているため、複数のアレルゲンへの対応が可能だ。ハウスダストの原因となるダニを85%、スギ花粉を78%という高水準で不活性化させることが確認されており、「メディコ-Medico」を居室に置くことで、アトピー性皮膚炎などの改善にも効果が期待されている。
また、ハウスダストや花粉症などのアレルゲンとなる、ナノサイズのたんぱく質もキャッチし、無効化する。アレルゲンのたんぱく質はどれも同様の構造をしているため、複数のアレルゲンへの対応が可能だ。ハウスダストの原因となるダニを85%、スギ花粉を78%という高水準で不活性化させることが確認されており、「メディコ-Medico」を居室に置くことで、アトピー性皮膚炎などの改善にも効果が期待されている。