Amazonがサービス開始以来初のプライム年会費値上げ、1000円アップの4900円/年に
Amazonは12日、同社のサービスを有料で利用できるプライム会員の料金について、年額、月額共に値上げしている。改定後料金は5月17日から適用される(4月12日以降に会費プランを変更する場合は改定後料金が適用される)。
プライム会員になると商品購入時に利用できる「当日お急ぎ便・お急ぎ便」や映画やドラマの配信サービス「プライムビデオ」、100万曲以上が聴き放題の「プライムミュージック」、小説・ビジネス本・実用書・漫画・雑誌などが読み放題の「プライムリーディング」、オンラインストレージ「Amazon Photos」、「セール時の優待」など、様々なサービスや特典が受けられる。
これまで、年会費は3900円、月会費は400円だったが、共に約25%アップとなる1000円増し、100円増しとなり、4900円/年、500円/月になる。また、学割プランである「Prime Student」も2450円/年(550円アップ)、250円/月(50円アップ)となっている。
Amazonのプライム会員料金は2007年の日本上陸後に利用開始され、サービス、特典を拡充するにもかかわらずお値段据え置きだった。本国のアメリカの年会費119ドル(約1万3000円)、ドイツやイギリスでも1万円以上、中国も日本より高い388元(約6440円)と比べてもかなりのお得感があり、2018年7月には日本のプライム会員数の増加数が過去最高になったと発表している。
今後、さらなるサービスの増加や会員数の増加によるシェア獲得で再び年会費が増加する可能性もあるが、世界的に見てお安いプライム会員料金、このままの価格帯を維持してほしいというユーザーが大半だろう。
今後、さらなるサービスの増加や会員数の増加によるシェア獲得で再び年会費が増加する可能性もあるが、世界的に見てお安いプライム会員料金、このままの価格帯を維持してほしいというユーザーが大半だろう。