富士フイルム、一度は販売終了した「黒白フィルム」を立体的な階調再現などの高性能にして再販
富士フイルム株式会社は10日、新開発の黒白フィルム「ネオパン100 ACROSII(アクロスII)」について、2019年秋に35mmサイズ、ブローニーサイズの2種類を発売する予定と発表した。
同社の黒白フィルムについては、2018年秋にデジタルの普及による需要の減少と、生産に欠かせない原材料が入手困難になったために一度は製造・販売を終了した。
しかし、フィルム愛好家をはじめフィルム独特の風合いによる写真を好むSNS世代の若年層などからの販売継続を望む声を受け、入手困難になった原材料の代替品の研究や新たな原材料に合わせた製造プロセスの抜本的な見直しにより、全く新しい黒白フィルム「アクロスII」の開発に成功したという。
性能は、感度ISO100の超高画質な黒白フィルムとして、世界最高水準の粒状性と立体的な階調再現、優れたシャープネスを備えており、風景・山岳写真、ポートレート、製品写真、建築写真から、長露光撮影の天体・夜景写真など幅広い分野の撮影に適している。
しかし、フィルム愛好家をはじめフィルム独特の風合いによる写真を好むSNS世代の若年層などからの販売継続を望む声を受け、入手困難になった原材料の代替品の研究や新たな原材料に合わせた製造プロセスの抜本的な見直しにより、全く新しい黒白フィルム「アクロスII」の開発に成功したという。
性能は、感度ISO100の超高画質な黒白フィルムとして、世界最高水準の粒状性と立体的な階調再現、優れたシャープネスを備えており、風景・山岳写真、ポートレート、製品写真、建築写真から、長露光撮影の天体・夜景写真など幅広い分野の撮影に適している。