JR東日本、個室ボックス型のシェアオフィス「STATION BOOTH」を駅ナカで8月から展開
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、これまで実証実験を進めてきた駅ナカシェアオフィス事業の「STATION WORK」を本格的に開始する。2019年8月1日(木)から、東京駅・新宿駅・池袋駅・立川駅で、ブース型のシェアオフィス「STATION BOOTH」を展開。提供機能として、机/椅子/照明/Wi-Fi/電源・USBコンセント/空調(冷暖房)/モニター/アロマが備え付けられている。
「STATION BOOTH」は、東京駅で1名用7台、新宿駅と池袋駅で1名用4台ずつ、立川駅で1名用3台+2名用2台の計20台が設置される。利用できる時間は、立川駅では10:00〜21:30(日祝は10:00〜21:00)、他の3駅では全日7:00〜21:30だ。
会員登録を必要としない一般利用は予約ができず、その場で空きがある場合に利用が可能。決済はSuicaなど交通系電子マネーで行う。個人会員や法人会員は、一般と同様の利用スタイルのほか、専用Webサイトから2週間先の予約にも対応。予約利用はクレジットカード決済となる。
1名用ブースの通常料金は15分で250円(税抜)、2名用ブースの通常料金は15分で300円(税抜)の予定。ただし、当面の間はキャンペーン料金として、1名用は15分で150円(税抜)、2名用は15分で200円(税抜)でサービスが提供される。
8月1日(木)の本格スタート以降は、首都圏を中心として順次に拠点を増やしていく予定。さらに同社は、東京駅丸の内地下改札外にて、法人向けコワーキング型の「STATION DESK」1号店の開業も今秋に予定している。こちらは多様な席を用意し、気分やシーンに合わせて選べる楽しさを提供。利用料金は、1名用の「STATION BOOTH」と同額となることが予定されている。