スマホ決済、インストールしても半数がその後に“利用なし”と回答。MMD調べ
調査会社のMMD研究所は、「2019年9月 スマートフォン決済に関する実態調査」を実施し、その結果を発表している。対象は18歳~69歳の男女37,040人で調査期間は2019年8月9日~8月18日。
今回の調査では、スマホ決済サービスの利用について興味深い結果が得られている。楽天ペイやPayPay、LINE Payなど、スマホ決済はIT企業を中心に各社からリリースされており、20%還元などのお得なキャンペーンでユーザーの取り込み合戦という様相を呈している。
そのような状況の中、各スマホ決済サービスのインストール状況について、アプリインストール数の多い上位10サービスについて、アプリインストール後の利用状況は、全体の約半数がインストール後に利用にしていないことが判明した。
サービス毎に見てみると、還元キャンペーンの印象が強いPayPayは「利用している47.5%」「利用していない36.7%」、LINEという強力なバックボーンのあるLINE Payは「利用している43.7%」「利用していない37.9%」と利用が非利用を上回り、利用率が高いと言える。
ほかにもドコモのd払い、楽天が提供する楽天ペイが利用が非利用を上回っている。
一方、メルカリが運営するメルペイは「利用している33.7%」「利用していない49.9%」、ファミリーマートのファミペイは「利用している27.1%」「利用していない55.4%」、KDDIのau PAYは「利用している25.1%」「利用していない56.9%」、Origami Payは「利用している24.1%」「利用していない59.2%」となり、利用が非利用を下回る厳しい状況になっている。
このアプリインストール後の利用状況の順位は、そのままメインで利用しているスマホ決済の順位と連動し、1位PayPay、2位LINE Pay、3位楽天ペイとなり、au PAY、メルペイ、ファミペイ、Origami Payは中位~下位に沈んでいる。
今後、利用状況の悪いサービスは他のサービスに吸収されるなどの淘汰の可能性もあるスマホ決済業界。ただ、もうしばらくはユーザー獲得のためのキャンペーンで、ユーザー的には得をすることが多くなりそうだ。
そのような状況の中、各スマホ決済サービスのインストール状況について、アプリインストール数の多い上位10サービスについて、アプリインストール後の利用状況は、全体の約半数がインストール後に利用にしていないことが判明した。
サービス毎に見てみると、還元キャンペーンの印象が強いPayPayは「利用している47.5%」「利用していない36.7%」、LINEという強力なバックボーンのあるLINE Payは「利用している43.7%」「利用していない37.9%」と利用が非利用を上回り、利用率が高いと言える。
ほかにもドコモのd払い、楽天が提供する楽天ペイが利用が非利用を上回っている。
一方、メルカリが運営するメルペイは「利用している33.7%」「利用していない49.9%」、ファミリーマートのファミペイは「利用している27.1%」「利用していない55.4%」、KDDIのau PAYは「利用している25.1%」「利用していない56.9%」、Origami Payは「利用している24.1%」「利用していない59.2%」となり、利用が非利用を下回る厳しい状況になっている。
このアプリインストール後の利用状況の順位は、そのままメインで利用しているスマホ決済の順位と連動し、1位PayPay、2位LINE Pay、3位楽天ペイとなり、au PAY、メルペイ、ファミペイ、Origami Payは中位~下位に沈んでいる。
今後、利用状況の悪いサービスは他のサービスに吸収されるなどの淘汰の可能性もあるスマホ決済業界。ただ、もうしばらくはユーザー獲得のためのキャンペーンで、ユーザー的には得をすることが多くなりそうだ。