キヤノンがエントリーモデルの大判プリンタ「imagePROGRAF TA」シリーズを発売
キヤノン株式会社は、大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF」の新製品として、A0ノビ対応の「TA-30」とA1ノビ対応で机の上に置いて使うこともできる「TA-20」を、2019年10月10日(木)に発売する。いずれも価格はオープン。「imagePROGRAF TM」シリーズの高画質と静音化を継承しつつ、1台で幅広い用途に対応する。
「imagePROGRAF TA」シリーズは、CAD市場やポスター市場に向けた新たなエントリーモデルだ。「imagePROGRAF」シリーズに搭載されているコア技術「Air Feeding System」を搭載し、プリント時にエア吸引で用紙の浮きを抑えて平らに搬送することが可能。プリントヘッドと用紙との距離が一定で平行に保たれるため、ロール紙に巻癖があっても正確なインク着弾を実現できる。
インクは5色顔料の「LUCIA TD」を採用。普通紙での細線や文字の鮮明な再現と、光沢紙での高発色を実現し、高精細な図面や色鮮やかなポスターなどの出力に役立つ。さらに「TAシリーズ」では、内部構造の見直しやカッター性能の向上などによって、静音化も図られた。「TA-30」は同クラスの従来機の「iPF770 School」と比べ、稼働音が約74%削減されている。