富士ゼロックスが金・銀・白・黒トナーを搭載した特殊色専用A4プリンタ「DocuPrint CP310 st」を12月発売
富士ゼロックス株式会社は、A4小型LEDプリンタ「DocuPrint CP310 st」を、2019年12月10日(火)に発売する。ゴールド・シルバー・ホワイトという3色の特殊色とブラックの計4色トナーを搭載したモデル。オフィス向けプリンタ「DocuPrint」シリーズの使い勝手や省スペース性はそのままに、付加価値が高い特殊色を出力して印刷物を作成できる。標準価格は34万8000円(税抜)。
これまでにも同社では、プロダクションプリンタやオフセット印刷などの分野で、デザインに活用しやすい各種の特殊色トナー専用機を発売してきた。今回の「DocuPrint CP310 st」は、机上にも設置できるサイズとオフィス向けプリンタ並みの価格が魅力。デザイナーをはじめとする個人事業主や中小規模の事業所、小規模オフィスなどにもさらに導入しやすい1台となった。
ページ記述言語はPostScript互換の仕様で、Adobe Illustratorなどのデザイン系ソフトに対応。特殊色に対応する専用のIllustrator用スウォッチデータが提供され、Illustratorの画面上でゴールド・シルバー・ホワイトのイメージも確認しながら作業できる。また、一般ユーザーに馴染み深いPowerPoint、Excel、WordといったMicrosoft Office系アプリケーションからの出力にも対応するため、デザインを専門とする企業以外のオフィスやショップでも、内製する印刷物へと簡単に特殊色を取り入れることが可能だ。
出力解像度は1200×2400dpiで、片面出力時の連続プリント速度はカラー/モノクロともに28枚/分(A4タテ)。使用できる用紙坪量は70〜220g/㎡で、普通紙をはじめ、コート紙、ラベル紙、フィルムなどのさまざまな用紙に出力できる。本体サイズ(Wi-Fiアダプタ装着時)は420(幅)×347(高さ)×481(奥行)mm、消耗品を含む重量は約24.1kgで、インターフェイスは10/100/1000BASE-TおよびUSB 2.0とIEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN。