鉄道各社が協力のもと実現!懐かしさと最先端を体感できる
森アーツセンターギャラリー「特別展 天空ノ鉄道物語」【美術館・博物館/冬の展覧会情報 2019・2020】
2019年12月から2020年2月にかけて、ぜひ鑑賞しておきたい美術館・博物館の展覧会を編集部がピックアップ。今回は森アーツセンターギャラリーで開催中の「特別展 天空ノ鉄道物語」をご紹介します。見どころやグッズ、駅弁情報もチェック!
●文:中村美枝(JAM SESSION)
●文:中村美枝(JAM SESSION)
JR7社、東京メトロ、東京都交通局など鉄道各社の全面協力のもと、鉄道をテーマにした展覧会としては過去最大級のスケールで開催される「特別展 天空ノ鉄道物語」。六本木ヒルズ森タワー52階「森アーツセンターギャラリー」の全フロア約2500㎡が鉄道一色に染まる。
注目は、デジタル・メディアアートを展開するビジュアルデザインスタジオ「WOW」による映像演出とAR体験。最新のテクノロジーにより、さまざまな鉄道が天空や眼の前を走っているかのような気分を味わうことができる。さらに段ボールアーティスト・島英雄による段ボールを素材にした原寸大一号機関車の展示や、鉄道車両ドアをモチーフにしたインタラクティブなインスタレーションも見逃せない。鉄道各社のヘッドマークや時刻表、制服といった“蔵出しの品”も展示され、子供からオールドな鉄道ファンまで楽しめること間違いなしだ。
注目は、デジタル・メディアアートを展開するビジュアルデザインスタジオ「WOW」による映像演出とAR体験。最新のテクノロジーにより、さまざまな鉄道が天空や眼の前を走っているかのような気分を味わうことができる。さらに段ボールアーティスト・島英雄による段ボールを素材にした原寸大一号機関車の展示や、鉄道車両ドアをモチーフにしたインタラクティブなインスタレーションも見逃せない。鉄道各社のヘッドマークや時刻表、制服といった“蔵出しの品”も展示され、子供からオールドな鉄道ファンまで楽しめること間違いなしだ。
▼「特別展 天空ノ鉄道物語」で注目したい作品
画像左)鉄道が大好きという段ボールアーティスト・島英雄。1872年にイギリスから輸入され、日本で初めて運行した蒸気機関車(SL)「一号機関車」を、段ボールを素材に原寸大で再現。たった1枚しか残っていなかった図面を基に、約500個の部品を作り、“製造当初の姿”をよみがえらせた
画像中央)時刻表インスタレーションでは、1964 年から現在まで、国鉄とJRの時刻表のバッグナンバーを壁にずらりと展示。時代の移り変わりとともに、変化していった表紙のデザイン、列車の姿などを楽しみながら、日本の鉄道の歴史を振り返ってみたい。展示室には鉄道現代史を紹介する映像も
画像右)特急・急行列車の顔ともいえる、先頭部に取り付けられたヘッドマーク。本展では、国鉄からJRに分割民営化された1984年4月1日に各社が列車に付けていた「JR発足」のヘッドマークを紹介。JR7 社のヘッドマークが一堂に介すのは、今回が初めてだという
画像中央)時刻表インスタレーションでは、1964 年から現在まで、国鉄とJRの時刻表のバッグナンバーを壁にずらりと展示。時代の移り変わりとともに、変化していった表紙のデザイン、列車の姿などを楽しみながら、日本の鉄道の歴史を振り返ってみたい。展示室には鉄道現代史を紹介する映像も
画像右)特急・急行列車の顔ともいえる、先頭部に取り付けられたヘッドマーク。本展では、国鉄からJRに分割民営化された1984年4月1日に各社が列車に付けていた「JR発足」のヘッドマークを紹介。JR7 社のヘッドマークが一堂に介すのは、今回が初めてだという
▼展覧会オリジナルのグッズ&駅弁も要チェック
画像左)蒸気機関車「D51 200」と、2027年に開業を予定している中央新幹線の車両「超電導リニアL0系」をデザイン。A4の書類もすっぽり入るサイズで、持ち歩きにも便利。特設ショップでは、同じくD51 200、超電導リニアL0系をデザインしたTシャツ、パーカーなども販売している
画像右)車両ドアをパッケージにした、天空駅オリジナル駅弁「ドア弁」。北海道から鹿児島まで、日本各地の名産品を盛り込んだ弁当は、前期(~2020年1月26日)、後期(1月27日~3月22日)ともに6種類ずつ用意。好みの2種を選んで、オリジナルパッケージに入れてもらおう
画像右)車両ドアをパッケージにした、天空駅オリジナル駅弁「ドア弁」。北海道から鹿児島まで、日本各地の名産品を盛り込んだ弁当は、前期(~2020年1月26日)、後期(1月27日~3月22日)ともに6種類ずつ用意。好みの2種を選んで、オリジナルパッケージに入れてもらおう
DATA
特別展 天空ノ鉄道物語
会期:~2020年3月22日(日)
開催時間:10:00~20:00(火は17:00まで、入館は閉館の45分前まで)
休館日:会期中無休
場所:森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
入場料:一般2,500円、大学生・高校生1,500円、4歳~中学生1,000円、3歳以下無料
https://tentetsuten.com/index.html
特別展 天空ノ鉄道物語
会期:~2020年3月22日(日)
開催時間:10:00~20:00(火は17:00まで、入館は閉館の45分前まで)
休館日:会期中無休
場所:森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
入場料:一般2,500円、大学生・高校生1,500円、4歳~中学生1,000円、3歳以下無料
https://tentetsuten.com/index.html
限定グッズやイベントなどにも注目!この冬行きたい、美術館・博物館
開幕からおよそ1カ月で来場者10万人を突破した『特別展ミイラ~「永遠の命」を求めて』をはじめ、ハンガリー近代美術の作品も楽しめる「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」、鉄道ファン必見の「特別展 天空ノ鉄道物語」など、編集部&ライターが注目する東京&東京近辺の展覧会情報をお届け。各展覧会ページでは、見どころはもちろん、オリジナルグッズやカフェメニュー、イベント情報なども紹介しています。https://www.mdn.co.jp/di/special/4713/69861/
開幕からおよそ1カ月で来場者10万人を突破した『特別展ミイラ~「永遠の命」を求めて』をはじめ、ハンガリー近代美術の作品も楽しめる「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」、鉄道ファン必見の「特別展 天空ノ鉄道物語」など、編集部&ライターが注目する東京&東京近辺の展覧会情報をお届け。各展覧会ページでは、見どころはもちろん、オリジナルグッズやカフェメニュー、イベント情報なども紹介しています。https://www.mdn.co.jp/di/special/4713/69861/