新型コロナウイルスの感染拡大を都道府県単位で視覚的チェックできる「マップ」公開
オランダの通信社BNO Newsは、新型コロナウイルスの確定症例(患者)が確認された場所が都道府県単位で分かるマップ「BNO Noticias Coronavirus tracker」を公開している。
すでに世界中で新型コロナウイルスを対象にしたマップは作成されていて、有名なものでは、1月末にアメリカ、ジョンズ・ホプキンズ大学のシステム科学工学センター(CSSE)が公開した「Wuhan Coronavirus (2019-nCoV) Global Cases」がある。このマップでは、国別に感染者の多さを円で表現しており、その国のどこで感染が発生しているのか、という点はわからなかった。
一方、「BNO Noticias Coronavirus tracker」は、世界の公的機関や報道機関のニュースを情報源とし、より詳細な感染者の見つかった場所をマッピングしている。
例えば、千葉県ではこれまでに14例(2月26日現在)が確認されていて、そのエリアは千葉県内、勝浦市(武漢からのチャーター便で帰国した方)、市川市、山武長生夷隅医療圏、東葛南部医療圏、印旛医療圏、東葛北部医療圏などと散らばっている。マップでは千葉市、東葛地区、勝浦市の3箇所で示しているが、市川市はまだ反映されていない。
例えば、千葉県ではこれまでに14例(2月26日現在)が確認されていて、そのエリアは千葉県内、勝浦市(武漢からのチャーター便で帰国した方)、市川市、山武長生夷隅医療圏、東葛南部医療圏、印旛医療圏、東葛北部医療圏などと散らばっている。マップでは千葉市、東葛地区、勝浦市の3箇所で示しているが、市川市はまだ反映されていない。
なお、マップ上のアイコンの色と形状には意味があり、オレンジは患者数20未満、赤は20以上、紫は100以上、黒は1000以上と色分けされている。また、ひし形は亡くなった方がいることを示している。
上記のマップでいうと、千葉の三箇所は患者数20未満で死者はなし、東京は患者数20以上で死者あり、横浜港にマッピングされているダイヤモンド・プリンセス号からは100以上の患者が発生して死者あり、ということがひと目でわかるようになっている。
上記のマップでいうと、千葉の三箇所は患者数20未満で死者はなし、東京は患者数20以上で死者あり、横浜港にマッピングされているダイヤモンド・プリンセス号からは100以上の患者が発生して死者あり、ということがひと目でわかるようになっている。