日本印刷産業連合会が2020グリーンプリンティング認定制度の3賞の受賞者を決定
一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連)は、グリーンプリンティング(GP)認定制度の「2020 GP環境大賞」と「2020 GPマーク普及大賞」と「2020 GP資機材環境大賞」の受賞者を決定した。GP認定制度は、印刷産業の環境負荷削減を目指して2006年に創設された制度。印刷業界の環境配慮自主基準を達成した工場・事業所を認定するとともに、その基準に適合した印刷製品への「グリーンプリンティング(GP)マーク」の表示や印刷工場が使用する資機材の認定などの取り組みを展開している。
「2020 GP環境大賞」は、2019年4月から2020年3月までに「GPマーク」を表示した印刷製品を、より多く発行した企業・団体に授与。NTTタウンページ株式会社、大阪商工信用金庫、埼玉県議会、東京都が受賞者となり、準大賞にも5社・団体(株式会社ジェイアール東日本企画/東武鉄道株式会社/プレミアアンチエイジング株式会社/武蔵野大学/レインボー薬品株式会社)が選ばれている。
「2020 GPマーク普及大賞」は、同じく2019年度に「GPマーク」の表示印刷製品をより多く受注し、「GPマーク」の普及に貢献したGP認定工場(印刷会社)に授与。大賞はNTT印刷株式会社と六三印刷株式会社で、準大賞に5社(伊藤印刷株式会社/岩岡印刷工業株式会社/株式会社笠間製本印刷/株式会社太陽堂印刷所/株式会社文伸)が選ばれているほか、精英堂印刷株式会社が奨励賞となった。
「GP資機材環境大賞」は、GP資機材認定製品を積極的に提供し、印刷工場の環境負荷の低減や作業環境の改善に貢献しているメーカーに贈られる賞で、今回で3年目を迎える。過去の受賞メーカーは表彰の対象からは外すこととされており、「2020 GP資機材環境大賞」は、資材部門が東京インキ株式会社、機材部門が株式会社リコーとなった。