リモートワーク・テレワーク中にもおすすめ！家時間を充実させるデザインが素敵なフード・ドリンクをご紹介「デザインのある食卓」

新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が増えたという人も多いのでは。リモートワークなどでずっと家にこもっていると、“食事やお茶の時間”は、一息入れる、一日の区切りとしても大切なことを実感しませんか？もし、パッケージデザインが素敵なフード、ドリンクがあれば、きっとよりいっそう楽しくリフレッシュできるはず。そこで、食卓での時間をときめかせてくれる、おいしいものを集めました。朝・昼・夜のシーン別で紹介していきます。

●構成：編集部　●取材・文：吉永美代　●撮影：YUKO CHIBA

コーヒーや紅茶に合う食べ物で一日を始めたい人に。2層仕立てのジャム「岡山産白桃×ミルク」【1】は、倉敷市のカフェ「三宅商店」のオリジナルで、ラベルもおしゃれ。「地域と季節」をコンセプトに30軒以上の契約農家の果物で作るパフェが人気で、そのコンセプトがジャムとなり、日々の食卓で「地域と季節」を繋ぐライフスタイルを提案しています。

「HAND-FRIED GRANOLA MATCHA」【2】は、デザインの視点で食を表現するフードディレクターの伊藤維さんが主宰する「PICNIC」のアイテム。空間スタイリングも含めたケータリングを行うブランドで、2020年6月にオンライン販売が始まったばかり。抹茶のほどよい渋みとやさしい甘さがヨーグルトにもよく合います。ラベルにデザインされたギンガムチェックのワンポイントもかわいい！

朝はごはんとおみそ汁がなくちゃ！という人には、「マルコメ」が「LOHACO」とコラボ開発した即席みそ汁「おみそしるのうた♪」【3】が強い味方に。“とうふ”“野菜” など、４種が入っていて、顆粒タイプで手が汚れないのもうれしい！そして、広告制作を行う「KANZAN」が手がけた温かみのあるパッケージデザインは、食卓に出しておきたくなるかわいさです。

ごはんのおともには、「海苔の幸せ」【4】、「海苔の潤い」【5】を。栄養たっぷりの海苔に、それぞれ葉酸とビタミンＣがプラスされた栄養機能食品。老舗海苔問屋「磯屋」が手がけただけあり、味わいはごはんが進む醤油ベース。fancomiさんが描く女の子のイラストにも気分がアップしませんか？

午前中、しっかり仕事をがんばった後は、手早く作れて満足感のある麺類がぴったり。和の気分なら「有磯曙 酒粕入り 氷見うどん」【6】を。こちらは、富山県氷見市「髙澤酒造場」と「海津屋」がコラボした、酒粕を練り込んだ氷見うどん。ふわっと漂う酒粕の香りとコシのある食感が美味。漫画家・堀道広さんのイラストが施されたモノトーンのパッケージも素敵です。

パスタを食べたい日は「PICNIC」の「MUSHROOMS in OLIVE OIL」【7】が便利。肉厚の国産きのこたっぷりで、パスタと和えれば本格的な一品に。有機レモンや米酢の酸味も爽やかです。「PICNIC」は、安全性の高い食材や、リターナブルな瓶など環境負荷の低いパッケージを使っているところも魅力的。

作業に煮詰まったら、ドリンクで気分転換！秋田県でスペシャルティコーヒー豆の販売と喫茶を運営する「08COFFEE」の「アイスコーヒー ミニ【無糖】」【8】は、“秋田のお土産に”と作られたアイスコーヒーの新サイズ。きりっとした苦味とすっきりした後味で、福田利之さんによるイラストにも心が和みます。

爽やかさでリフレッシュしたいときは「NORTH FARM STOCK」のドリンクを。菓子研究家・いがらしろみさん監修の「北海道しょうがシロップ（マイルド）」【9】は、生姜の辛味をマイルドに楽しめます。北海道産蜂蜜とシチリアレモンを使った「北海道ハニーレモネード」【10】は甘さ控えめでさっぱり。パッケージの明るい色使いも心を晴れやかにしてくれます。

買い物に行きそびれた日もレトルトがあれば安心。木版画のようなイラストが素敵な「中川政七商店」の「産地を味わうレトルトカレー」は、焼物産地に因んだシリーズで、9月に2点が仲間入り。「大分の胡麻と鯖カレー」【11】は、小鹿田焼の産地・大分の郷土料理をもとに胡麻でクリーミーに仕上げた鯖カレー。「瀬戸の手羽先八丁味噌カレー」【12】は、瀬戸焼産地の愛知県特産・八丁味噌が隠し味で、丸ごと手羽先入り。

今日はちょっと手を加えようという日は、ぜひ「ヨリトコ」の「mitasu」【13・14】を。カットした肉や野菜をスープで加熱した“半調理レトルト食品”で、味付けシーンを描いたイラストが表現するように、温めて愛用のカレーやシチューのルウを加えるだけで、自分好みの料理が完成！ごろごろ大きな具で満足感いっぱい。

ゆっくり晩酌できる週末の夜、まずは開けて盛るだけのおつまみで乾杯！鹿児島県阿久根市で3代続く干物店「下園薩男商店」の「旅する丸干し」【15】は、苦味の少ないウルメイワシの丸干しを世界の国々の味をイメージしたオイルに漬けたシリーズ。干物離れが進む現代の人々の目に留まるようデザインも重視し、「冨永デザイン」がデザインを手がけました。「南イタリア風」は、ドライトマトやニンニク入りでスパイシー。

また、鯖缶のイメージを覆すスタイリッシュなパッケージの「No.38」は、広告制作会社「アバランチ」が作った異色作。味に定評あるノルウェー産鯖の選定、調味料の調整、開けた際の美しさにまでこだわっています。6月発売の「MILD SOUR MARINÉ」【16】は、まろやかで上品な酸味が特徴のマリネです。

味もデザインも好みのお酒なら、晩酌の高揚感がさらにアップ。「三陸ブルーイング」の「恋するセゾン」【17】は、その昔、農夫さんが喉の渇きを潤すためにベルギーで作られていた “セゾン”スタイルのビール。ボトルにも描かれた、岩手県陸前高田「北限のゆず」が香るフルーティーな味わいです。

「OSUZU GIN」【18】は、「百年の孤独」などで知られる宮崎の焼酎蔵「黒木本店」の別蔵「尾鈴山蒸留所」の作るクラフトジン。ジュニパーベリーや山椒、宮崎県産の柑橘類を漬け込んだ“大地の香水”で、ボトルも香水のような美しさ。ふうっと心ほどける香りはまるでアロマテラピー。

千葉県産コシヒカリと韓国産麦麹を“呼吸する甕”で熟成させた「하얀월요일white monday」【19】の生マッコリは、甘味料や化学物不使用の自然派。乳酸菌飲料のような爽やかなおいしさは感動モノ！キュートなイラストを描いたのは、プロデューサーのソン・コンジャさんがインスタで一目惚れしたイタリアのイラストレーター・Francesca Rosafioさん。