【バレンタインチョコ特集2021】有名ブランド・ホテルの人気チョコレート＆おしゃれなラッピング術

甘いときめきに満ちたバレンタインシーズンが到来。今しか買えないアイテムも登場して、チョコレート好きにとっても、たまらない季節。そこで今回は、味わいはもちろん、クリエイティブでアートを感じるおしゃれなグラフィックのパッケージをセレクト。定番から、2021年のバレンタイン限定商品まで、大切な人へのギフトにしてもよし、自分のご褒美にもぴったりのチョコレートを紹介します。バレンタインギフトのラッピングに◎なアイテム情報も。

●取材・文：中村美枝（JAM SESSION） ●撮影：米山典子

2021/02/04更新

センスあふれるパッケージで日本の洋菓子文化を彩ってきた老舗「資生堂パーラー」。バレンタインコレクション2021は「Valentine in the Forest」がテーマ。パッケージには、実り豊かなバレンタインの森と動物たちがクラシックモダンに描かれています。贈る相手や目的に合わせて選べる4種類、全7アイテムがそろい、ル・ショコラは果実＋お酒のボンボンショコラ、キャレショコラにはナッツ、ドライフルーツなどをあしらったチョコレートを詰め合わせ。

可憐な花のイラストが印象的な「ルル メリー」の人気商品「ショコラサブレ」。1月中旬に発売した「季節のショコラサブレ（フランボワーズ）」は、2個入はバラ、8個入はフランボワーズのイラストがデザインされています。どちらのボックスもフランボワーズを思わせるピンク色を使い、ゴールドのラインが華やかさをプラス。スイートチョコレートの甘さと、フランボワーズパウダーを練り込んだ甘酸っぱいクッキー生地のバランスも絶妙で、ほろりとした食感にも思わず笑みがこぼれます。

厚さ約2mm 、9cm四方のショコラに、日本の伝統的な模様をあしらった「パレスホテル東京」の「千代ちょこ」。2019年からはイラストレーターとコラボした、その年限定の「Chiyo Choco」も展開しています。2021年はエッジの効いたファッショナブルなイラストが人気のWALNUT氏とコラボレーション。アルバムのようなパッケージには、絵柄の異なる全6種のショコラが1枚ずつ。カカオの含有量や味わいのバランスを重視したショコラのおいしさにも胸が高鳴ります。

「素敵な洋服やジュエリーを見つけたときのときめきをチョコレートにも」との思いから生まれた「Philly chocolate」。「Pink flower box」など定番のRibbon boxは、花の写真やイラストをあしらったボックスにリボンを添えたおしゃれなパッケージ。花の形のチョコレートはヴェローナ社の高級チョコで作られる本格派です。バレンタイン限定「Bon Bon Chocolat」のボックスにも花をデザイン。アート作品のようなショコラのレシピと製作は、元ピエール・エルメ・パリ 青山のスーシェフ藤井氏によるもの。

2021年のバレンタインコレクションは、台湾の中医漢方専門医院「意一堂」とコラボ。ミルクティーのようなまろやかさと、すっきりとした後味が特徴の「SEASONAL LIMITED -真珠-」には、漢方薬としても貴重な真珠粉を使用。台湾の伝統的なタイルを用いた和紙パッケージも素敵です。ペルー産の希少なカカオ豆を使った定番「ALPACA 75%」は、ハーブ、スパイス、フルーツを混ぜたような奥深い味わいで、チョコレート通への贈り物にもぴったり。ペルーをイメージしたパッケージも目を引きます。

MdN「ペーパーブック・シリーズ　ROCCA&FRIENDS PAPIER」、水縞「ことわざグラシン袋（一線を画す）」、penco「ペンコ テープライター（ラベルメーカー）」など、バレンタインギフトのラッピングにおすすめのアイテムを集めました。ちょっとしたひと手間で、サプライズ感をプラスできそう。