デザイナーとして末永く活躍したいなら色の知識は必須 色彩検定で"もっと"デザインスキルを磨こう!

デザインワークにおいて、その印象を大きく左右する視覚情報のひとつが色彩である。本記事では、プロのデザイナーにとって「色」がなぜ重要であるかを、あらためて考えていく。さらに、色に関する知識と技能を問う検定試験「色彩検定」の出題問題や、色彩講師のインタビューも紹介。色彩について興味がある、あるいは今まさに色彩検定の資格取得を目指し勉強中という人は、ぜひ参考にしてほしい。

https://www.aft.or.jp/

1.色に関する知識をチェック!

[バナーの答え] 正解は(2) 解答はこちらをクリック 色彩講師・高田さんのインタビュー記事はこちら!

https://www.aft.or.jp/

私たちの生活で目にするさまざまなモノには色が存在すると同時に、その色である理由もきちんと存在する。それだけに、ビジュアルデザインを手がけるクリエイターは、色彩の使い方ひとつで制作物の完成度がまったく変わることを念頭に置く必要がある。しかし色彩について系統立てて考えず、感覚やセンスに頼っていることはないだろうか? 自分の得意な配色やトレンドカラーを取り入れることは手軽に進められる反面、感覚的に好みでない色は避けてしまう傾向に陥りやすい。なにより、自分の持ち得る経験やノウハウで色彩を決めてしまうことは、表現の幅を狭めてしまうことに繋がってしまう。

昨今のデザイン業界ではカラーユニバーサルデザインへの取り組みが進み、情報伝達を円滑にするための配色の工夫が求められるようになってきた。これに加え、「ターゲットとなるユーザーの心理に訴えかけ、特定の行動を促したい」というクライアントの要望に柔軟に対応できることもプロのデザイナーとして必須のスキルとなっている。ゆえに、色の組み合わせのルールや心理効果を体系的に学ぶことが、狙い通りのデザインを達成する早道であるといえるだろう。

以下では、色彩に関する資格試験として知名度が高い「色彩検定」で出題されている問題の一例を紹介する。まずは自分の色彩に関する知識をチェックし、デザインスキルを再確認してみてはいかがだろう。

  • 1.色に関する知識をチェック!
  • 2.色彩講師・高田瑠美子さんのインタビュー
  • 3.色彩検定を受験してみよう!

https://www.aft.or.jp/