デザインワークを行う際に、「色について悩んだ経験がない」という人はおそらくいないはず。内容はもちろんのこと、クライアントからのリクエスト、掲載するメディアや対象となるユーザーなど、さまざまなポイントを考慮し見極めながら、最終的にもっとも適切な配色を選んでいく必要があるからだ。今回は最適な配色をすばやく決定するのに欠かせない、色に関する体系的な知識・技能を学べる「色彩検定」について紹介しよう。
配色が上手なデザイナーについて「あの人は色のセンスがいい」と評したことはないだろうか。でも、じつは、その考え方はまちがいだ。配色が上手なデザインというのは、個人の感覚的なセンスによるものではなく、デザイナー自身が色に関する体系的な理論をきちんと実践できていることにほかならない。色には体系的な理論が存在し、それを習得すれば、誰でも色を選ぶ力を身につけることができる。逆にいえば、センスだけで乗り切ってきたデザイナーは、ワンパターンの仕上がりになってしまったり、いつか壁にぶつかる可能性があるということにもなるのだ。 だから「色のセンスには自信がある」、もしくは「自分には色のセンスがない」と考える、どちらの方々にも、ぜひ「色彩検定」の過去問題に挑戦して、自身のリアルなスキルをチェックしてみてほしい。
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次ののJISの物体色の慣用色名について、最も適切なものを、それぞれの①②③④からひとつ選びその番号をマークしなさい。
※可能な範囲で色を表現しています
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次のの記述について、最も適切なものを、それぞれの①②③④からひとつ選びその番号をマークしなさい。
※可能な範囲で色を表現しています
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次のの配色技法について、PCCSを使った配色として最も適切なものを、それぞれの①②③④からひとつ選びその番号をマークしなさい。
※可能な範囲で色を表現しています