「マグナムが撮った東京」には、マグナム・フォトに所属する写真家総勢37名が出品する。どの写真家もそれぞれユニークな生い立ちとバックグラウンドを持っており、同じマグナムではあっても、その目に見た東京の姿はそれぞれ異なっていただろう。さまざまな写真家による、いろいろな顔をした東京が見られるのも本展の魅力だ。ここでは参加写真家の略歴と作品を一部紹介する。
all photographs ©Magnum Photos
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ロバート・キャパ 1913─1954 |
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アンリ・カルティエ=ブレッソン 1908─2004 |
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ブルーノ・バルベイ 1941─ 41年フランス人としてモロッコに生まれる。59年よりスイスの工芸専門学校で写真を学び、翌年プロの写真家としてスタート。64年マグナムに参加、68年に正会員。同年、パリで五月革命を取材、名作を残している。85年フランス政府より長年の写真活動に対し国家功労賞。コマーシャルの仕事も多く、国際企業の重要なキャンペーンを手がけている。 |
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ワーナー・ビショフ 1916─1954 スイス・チューリッヒ生まれ。画家を志望するが父の希望で教員養成学校で学ぶ。途中で美術学校に転校し写真を学ぶ。42年より『ドゥ』誌の専属写真家。第二次大戦後の仏、蘭、独など戦災国を取材し、ジャーナリスティックな写真を撮るようになる。49年マグナム正会員。54年アンデス山脈で取材中ジープが谷底に転落し死亡。 |
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レイモン・ドゥパルドン 1942─ フランス生まれ。通信社でアルジェリア戦争を取材。兵役後67年に写真通信社「ガンマ」を設立。69年映画を制作、以後20作を監督。70年アフリカのチャドで1カ月抑留。一時ジャーナリズムから離れ『プレイボーイ』誌などの雑誌でヌードを撮影。71年復帰。73年ロバート・キャパ・ゴールド・メダル受賞。77年にピューリッツァー賞受賞。79年マグナム正会員。 |
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エリオット・アーウィット 1928─ パリ生まれ。11歳の時アメリカに移住し、LAのシティ・カレッジで写真を学んだ。49年NYで写真家として本格的に活動を開始。53年25歳の若さでロバート・キャパに推薦されマグナムに参加。ジャーナリステイックなエッセイから広告写真、映画、TVCF、TV番組も数多く手がけている。写真集に『我々は犬である』『ふたりのあいだ』『美術館に行こうよ!』などがある。 |
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スチュワート・フランクリン 1956─ ロンドン生まれ。17歳の時、アフリカを1年間に渡り旅行した際に中古カメラで写真を撮り始める。ウェスト・スーリー芸術大学で写真を学び79年に卒業。85年よりマグナムに参加。ヨーロッパ、アフリカ、中近東などを撮影し、多くの作品を発表。85年クリスチャン・エイズ賞を受賞。89年天安門事件を撮影した写真が全世界に報道された。06年よりマグナム・フォト会長に就任。 |
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ブルース・ギルデン 1946─ 46年ニューヨーク生まれ。写真学校で学んだ後、10年間に渡りNYを撮り続け、写真集『Facing New York』にまとめる。79年NYアートカウンシルの奨学金を取得。84年よりハイチの長期取材を手がけ、98年写真集『Haiti』を出版。日本のアンダーグラウンドを描いた写真集『Go』を発刊。00年よりマグナムの準会員、2002年より正会員。写真賞受賞多数。 |
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バート・グリン 1925─ 25年米ピッツバーグ生まれ。元米雑誌写真家協会会長。49年ハーバード大卒業。在学中より写真を撮りだし、卒業と同時に『ライフ』誌で活躍。50年よりフリー、51年マグナムに参加、54年正会員。過去4回会長に選出された。産業写真や広告の仕事を中心に活動。02年カストロとの50年以上に渡る交流をテーマにした写真集『HAVANA: The Revolutionary Moment』を刊行。 |
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ハリー・グリエール 1941─ ベルギー生まれ。14歳の時、父親からカメラをもらい暗室作業も教わった。ブリュッセルの映画学校で学び、卒業後フリーの写真家としてパリでスタート。ファッションや広告の仕事をする傍ら、TV局のために映画の写真ディレクターを務める。65年初訪問以来モロッコを頻繁に訪れた。72年よりパリに在住。写真集に『Rivages』(2003年)、『Morocco』(1990年)など。 |
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ピーター・マロー 1952─ イギリス生まれ。マンチェスター大学で心理学を学ぶ。中南米の長期旅行中、フォトジャーナリストを決意。帰国後の77年写真通信社に参加し、世界各地を取材。82年マグナム準会員、86年正会員。英国、アフリカ、東欧、西欧をはじめ世界各国の雑誌に作品を発表。写真集「Liverpool」(1990年)を出版。産業写真などで高い評価を得ている。01~03年マグナム・フォト会長。 |
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マーティン・パー 1952─ ロンドン生まれ。マンチェスター大学で写真を学び、卒業後75年よりダブリンの芸術大学をはじめ英国各地で教鞭をとる。社会を見つめるユニークなセンスのカラー作品から、ニューカラーの旗手と評される。74年から英米、欧州、日本、中国などで写真展開催。作品はNYの近代美術館をはじめパリ、ロンドン、東京の各美術館にコレクション。88年マグナムに参加、現在は正会員。 |
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ゲオルギィ・ピンカソフ 1952─ モスクワ生まれ。69年インスティチュート・オブ・シネマトグラフィック・アート中退後、8年間アシスタント・フォトグラファーとして技術を習得。78年映画監督タルコフスキーに認められフリーの写真家に。ソ連、アジア、アフリカなど世界で起きた出来事を取材する。85年パリに移住、88年マグナム参加、94年正会員。98年東京をテーマにした写真集『Sightwalk』を発表。 |
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クリス・スティール=パーキンス 1947─ ビルマ生まれ。49年イギリス移住。大学で化学と心理学を学びながら学生新聞の写真家兼ピクチャーエディターとして働き、71年ロンドンでフリーに。バングラデシュ長期取材後、大学で写真を教える。77年英美術協会の写真委員に就任。79年マグナム参加、82年に正会員。映像による社会問題訴求を活動の主体にしている。89年キャパ賞受賞。96~98年までマグナム会長。 |
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デニス・ストック 1928─ NY生まれ。ジョン・ミリに師事。51年『ライフ』誌の新人写真家コンテストで最優秀賞受賞。同年マグナム参加、57年正会員。ジャズミュージシャンを撮った写真集『Jazz Street』を出版。60年後半ヒッピームーブメントを取材、70~80年代は自然や風景、90年代は大都市の近代建造物の作品を数多く残している。ジェームス・ディーンを撮影した写真家としてよく知られている。 |
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パトリック・ザックマン 1955─ パリ生まれ。76年よりフリーランスの写真家として活動開始。81年頃までは、主にフランスの写真を『ゲオ』や『タイム』に発表。79年から86年までフランスのユダヤ人社会を取材。82年から活動範囲を広げ、イタリア、ドイツそして日本などを取材。85年マグナムに参加、90年より正会員。82年には、ナポリのマフィアをルポした写真展で各地を巡回。89年ニエプス賞受賞。 |
上記以外の出品写真家
アバス/イアン・ベリー/ルネ・ブリ/アントワン・ダガタ/ニコス・エコノモポロス/マルティーヌ・フランク/ポール・フスコ/ジム・ゴールドバーグ/ デビッド・アラン・ハービー/トーマス・ヘプカー/フィリップ・ジョーンズ=グリフィス/リチャード・カルバー/久保田博二/ギィ・ル=ケレック/ スーザン・メイゼラス/ウェイン・ミラー/インゲ・モラス/トレント・パーク/イーライ・リード/濱谷浩/アレックス・ウェブ
「マグナムが撮った東京」が行われるのは、東京・恵比寿にある東京都写真美術館。開館以来、日本の写真文化の中心的な役割を果たすとともに、国際的な交流の拠点となることを目指してきた同館。マグナムの写真展は、2001年9月11日ニューヨークで起きた世界同時多発テロの衝撃的な写真を展示した〈The Day〉に続くものとなる。
「マグナムが撮った東京」
【会場】 東京都写真美術館 3階展示室
【住所】 〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内
【TEL】 03-3280-0099
【URL】 http://www.syabi.com/
【会期】 2007年3月10日(土)~5月6日(日)
【休館日】 毎週月曜日(ただし4月30日は開館)
【料金】 一般1,000(800)円/学生800(640)円/中高生・65歳以上600(480)円
※( )は20名以上の団体および東京都写真美術館友の会会員、上記カード会員割引料金
※小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
※第3水曜日は65歳以上無料
会期中マグナム写真家による「アーティストトーク+ギャラリーツアー」が開催されます。
3月10日(土):ブルース・ギルデン氏 終了しました
3月11日(日):久保田博二氏 終了しました
3月24日(土):クリス・スティール=パーキンス氏 終了しました
4月7日(土):エリオット・アーウィット氏 受付終了しました
時間はいずれも17:00~19:00

![デザインとグラフィックスの総合情報サイト[エムディエヌ・インタラクティブ]](http://www.MdN.co.jp/templates/mdn/images/header_word.gif)
2007/4/6 FRI 00:00




















