FEATURE ARTICLE 1
絶対フォント感を身につける。[明朝体編]
過去、大好評を頂いている月刊MdNの特集「絶対フォント感を身につける。」。今回はその第3弾、「明朝体編」です。利き酒でさまざまな銘酒を言い当てるように、多様な明朝体を見分け、自分の好みを知り、それを語れるようになったら絶対に楽しい!
そこで今回も本特集と連動する小冊子「絶対フォント感を身につけるためのフォント見本帳2017」を用意。特集を読み進めながら、明朝体の「絶対フォント感」を身につけましょう。
文字を見ただけで楽しくなる、フォント・ライフのはじまり!
絶対フォント感とは!?
そもそも、絶対フォント感ってどんな能力? 身近な3つの具体例を挙げて、その実態に迫っていきます。
絶対フォント感を忍者と一緒に修行!
明朝体の「絶対フォント感」を身につけるべく、突如、東京に現れた3人の女の子忍者。今回の特集は、彼女たちと一緒に明朝体の見抜き方を学んでいきます。
〈明朝体の基礎を知る〉の巻
・明朝体の「漢字」は工業製品のような機能美が!
・明朝体の「ひらがな」は漢字に比べて体臭がある! ……ほか
〈レトロな明朝体を知る〉の巻
・復刻、改刻、インスパイア。レトロ系明朝体は奥深い
・明朝体の歴史的書体が今のフォントに影響を与えている! ……ほか
〈ベーシックな明朝体を知る〉の巻
・ベーシックな明朝体はどこをとってもバランスがいい!
・実際に組まれたベーシックな明朝体で書体を当てていく ……ほか
〈アップデートされた明朝体を知る〉の巻
・明朝体、時代の要請でいまだ進化の途中
・太さのバリエーションがグラデーションのようにある明朝体 ……ほか
〈明朝体を比べて考察する〉の巻
・ひらがなだけを見て書体を言い当てられるのか
・漢字だけを見て書体を言い当てられるのか ……ほか
明朝体の歴史のはじまり。――誰がつくったのか、どう発展したのか
明朝体のルーツをたどっていくと、その名の通り中国の明の時代に行き着く。その後、どのようにして日本に明朝体活字は輸入されたのか。書体研究家の小宮山博史さんに講義していただいた。
日本のフォントを解明!
世界を旅する! フォント観光大使
時は江戸時代。好奇心旺盛に世界中を旅しながら、フォントを調査して廻っている「フォント観光大使」とともに、さまざまなデザインに使われている「明朝体」をクイズ形式で解明!
付録小冊子
絶対フォント感を身につけるためのフォント見本帳 2017
編集部で厳選した668書体の見本を、独自のカテゴリに分けて掲載しました。気になる書体に出会ったら、使い方のページを参考に、どの書体かを探すことができます。計176ページのフォント見本帳です。
実写やアニメーションなどの分野で知られるビジュアル・エフェクト。「爆発」「液体」「炎」「煙」「魔法」などの視覚効果演出のことを指します。
本ムックでは、アニメにとどまらず、イラストや漫画なども含め、エフェクト表現=「爆発」「液体」「炎」「煙」「魔法」の描き方、楽しみ方を解説・紹介していきます。エフェクトの名手たちのインタビューも充実。エフェクトに興味がある人なら保存版のムックです。