
「Asset liblary」には既製のインターフェイスパーツが数多く用意されているので、それをそのまま使ってみました。Flashでもコンポーネントとして同じような機能が揃っていますが、極めてスタンダードなイメージのFlashのものとは異なり、Blendはボタンのデザインもすこしグラフィカルで、そのまま使ってもデザインに溶け込んでくれるので、比較的便利ですね。Flashでボタンのコンポーネントのアピアランスを変更しようと思ったら結構大変なのに、Blendでは色や形状のデザインだけでなく、ロールオーバーしたときのカーソルを何にするとか、「プロパティインスペクタ」上でほとんど変更できます。それと、微妙にクリックしたときの反応がいいのもいいですね。

Media Elementを配置してビデオを再生するインターフェイス。この間一切スクリプトを書くことなく、TriggerパネルといくつかのTimelineを使用するのみで作成した(制作時間約5分)
長い間Flashを使ってきた身としては、現在デファクトスタンダードともいえるFlashコンテンツを、わざわざBlendやSilverlightを使って制作するとなれば、どういうメリットが出てくるのかを考えざるを得ませんでした。
最初は「Flashと同じようなソフトウエアをつくってどうするんだろう?」とも思ったりしたのですが、三次元データを扱えるということだけをみても、まったく異なるソフトだといっていいのではないでしょうか。
サンプルを見る限り、自由な細かい演出もできるようなので、使いこなせばFlashに負けないコンテンツを制作することができそうな感じで使いこなしてみたい気がしています。
「obj」データを読み込んで3DデータをライブにコントロールできるのもFlashでは簡単にできない表現なので、今までのインターフェイスの固定概念にないコンテンツ制作ができそうですね。
ビジネス的に使えるかどうかが今後もっとも気になるところであり、プラグインなどがもっと普及してくれば、開発などもしやすそうなので、かなり使えるツールになると期待しています。
Silverlightコンテンツを作成できる新バージョン「Expression Blend 2」は、今春の発売を目指して目下開発中です。現在マイクロソフトのWebサイトでは、自由に使うことのできる「Expression Blend 2 December Preview」(英語版)を無償で配布しています。当記事をみて興味の湧いた人はぜひダウンロードしてご自身でExpression Blendの世界を体験してください。
2008年1月29日発売の弊社発行「web creators2008年3月号 vol.75」に掲載した特別記事「CSSレイアウトでWEBサイトを自由自在につくろう!」の第1回の記事で紹介したサンプルデータとExpression Web評価版は下記よりダウンロードできます。
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