第10回 Tips 2 必要に応じてパスワードを表示させたい | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

第10回 Tips 2 必要に応じてパスワードを表示させたい

2024.4.30 TUE

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Tips 2 必要に応じてパスワードを表示させたい JavaScript
>> point ユーザビリティとセキュリティの優先順位が入れ替え可能
>> point シンプルなコードで実装可能


通常、input要素で「type="password"」指定をしたパスワード入力欄では、入力した文字列が「●」などに置き換わり、読むことができなくなる。ただし何らかの手段を使ってパスワードをつねに表示させてしまうと、公共の場所などでは第三者に見られてしまう恐れもある。このような問題を解決するために、ユーザー自身が状況に応じてパスワードの表示/非表示を選択できる方法が、「Better Password Fields with jQuery」(danwellman.co.uk/better-password-fields-with-jquery/)という記事で紹介されているので、試してみよう。

まずbody要素の中に、入力フォーム部分を記述する【1】。次に、最新版のjQueryをhead要素内で読み込もう【2】。そして、form要素の後ろに【3】の記述をする。「$(this).text("パスワードを隠す")」と「$(this).text("パスワードを表示する")」の部分は、任意の文言に変更可能だ。また、このスクリプト内で使われているclass「.show-plain」、「.show-hidden」に対してCSSで装飾も指定できる。

【1】form部分は通常どおりの記述でOKだ
【1】form部分は通常どおりの記述でOKだ

【2】Google AJAX Libraries APIを使ってjQueryを読み込む
【2】Google AJAX Libraries APIを使ってjQueryを読み込む

【3】パスワードの表示/非表示を記述するスクリプト
【3】パスワードの表示/非表示を記述するスクリプト

そのほか説明の文章などを足してブラウザで表示させたのが【4】だ。「パスワードを表示する」をクリックして【5】のようになれば、実装完了だ。わかりやすい説明を添えておけば、よりユーザーにやさしいフォームになるだろう。

【4】最初にページが表示されたときの状態
【4】最初にページが表示されたときの状態

【5】「パスワードを表示する」をクリックしたあとの状態
【5】「パスワードを表示する」をクリックしたあとの状態
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