こんなオフィスで働きたい!海外編 Evernote Corporation 第2話 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

こんなオフィスで働きたい!海外編 Evernote Corporation 第2話

2024.4.20 SAT

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オフィス潜入リポート「こんなオフィスで働きたい!」

スピンオフ企画(海外編)Evernote Corporation 第2話



第1話はこちら >> 海外編 Evernote Corporation 第1話(7月17日公開)

第2話はこちら >> 海外編 Evernote Corporation 第2話(7月24日公開)

第3話はこちら >> 海外編 Evernote Corporation 第3話(7月31日公開)

第4話はこちら >> 海外編 Evernote Corporation 第4話(8月7日公開予定)


「すべてを記憶する」というキャッチコピーのもと登場したクラウドサービス「Evernote」。時間や場所を問わず、あらゆるアイデアやひらめき、体験、ドキュメントなどを、身近なデバイスで記録し、あとからいつでも引き出せるサービスである。サービス開始から5年、すでに6,500万以上のユーザーを獲得している人気オンラインサービスを手がけるEvernote Corporationの、ユニークなオフィスに潜入した。



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Evernote Corporation

2008年、「Remember Everything(すべてを記憶する)」をコンセプトに、あらゆる情報を“記憶”し、いつでも引き出して活用することができるサービス「Evernote」をラウンチ。現在のユーザー数は6,500万人以上。シリコンバレーの企業としてはめずらしく「100年続く企業にする」ことを目標に掲げている。本社の所在地は、カリフォルニア州レッドウッドシティ。2010年には、500万人以上のユーザーがいる日本にも拠点を開設。CEOのフィル・リービンは親日派としても知られている。

https://evernote.com/







ひとりひとりのデスクも広々。これぞアメリカンサイズ

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このビルに移転するにあたって設けられた4階と5階をつなぐ階段。いうまでもなくコミュニケーションを活性化するための施策だ

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オフィスを移動するうちにはじまるクイックなミーティング

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マシンにはもちろんEvernoteのステッカー。愛社精神のあらわれ?

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社内コミュニケーションには、あらゆる手段を駆使



──ワークスタイルに関して、なにか他社とは異なるユニークな部分はありますか?


●先ほどの「円滑なコミュニケーション」にも関連しますが、基本的に長いメールは禁止されています。その代わりに相手のデスクまで足を運び、対面で話をすることが推奨されています。


一方、社員のいる場所はこのオフィスだけではありませんので、あらゆる方法でコミュニケーションをとっています。たとえばマーケティングチームのデザイナーはアイルランド、ある製品のプロダクトマネージャーはスイスにいますが、本社チームの一員として、メール、オンラインチャット、音声通話、ビデオ会議などを駆使しながら、仕事を進めています。


──社内のコミュニケーションにEvernoteを活用することは?


●基本的に社内の情報は、Evernote Business(中小規模の組織やチーム内で、情報共有や知識の蓄積のために使いやすく設計されたビジネス用のEvernote)を使ってオープンにされています。そのため自分の所属チーム以外の情報も閲覧することができます。たとえばマーケティングチームに属している人が、プロダクトのデザインを担当するチームの議事録やアイデアを見ながら、自分の仕事の参考にするとか。CEOのフィルが海外講演で使う資料もシェアされているため、彼がどこで何を語ってきたかは、すべてわかります。


──本社の社員数、平均年齢について教えてください。


●250名を超える程度です。年齢層は多岐に渡っていますが、最近は若い人が増えています。最も多いのは、やはりエンジニアですね。


──社内には、日本人の方もいらっしゃるそうですが、いろんな国の方を積極的に採用して、社内のダイバーシティを推進されているのでしょうか。


●意図的にいろんな国から採用しているわけではなく、それぞれのポジションに一番適した人が、たまたまいろんな国の人だったということではないでしょうか。もちろん、さまざまなバックグラウンドを持つ人が集まってくると、ユニークなアイデアが生まれやすくなるといった、副次的なメリットはあると思います。それに男性だけでなく、女性もプロダクトマネジャーなど重要なポストで活躍しています。


(取材・文:立古和智)


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第3話はこちら >> 海外編 Evernote Corporation 第3話(7月31日公開)

第4話はこちら >> 海外編 Evernote Corporation 第4話(8月7日公開予定)



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