■作例10 フライヤー
色の使いすぎに注意する |
アイキャッチとして色を使うのはとても効果的だ。4色印刷の場合には欲張って多くの色を使いたくなるものだが、カラーコーディネーターという資格が存在す るほど、配色のバランスはとても難しい。慣れていない人は、複数の色を使うよりは、1色をベースとして決め、その補色をうまく使用する、あるいはその一色 にトーンを揃えたほうがより美しく、きれいなデザインにできるだろう。
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使う色を欲張らない
複数の色を使いすぎているため、金額や項目などが読みにくくなっている例。色の使い方、選び方にも一貫性がないため、視覚的にもけっして美しくは感じられない。 |
複数の色を使うのをやめて、2色だけでレイアウトした。バックのグラデーションとも色がぶつかりあうこともなく、シンプルでわかりやすい。 |
色面の組み合わせにも注意
色を選ぶのはなかなか難しい。むやみに色をセレクトしてしまうと、時には下品な雰囲気になってしまう。色面もカラーチャートや補色などをよく考えて配色をしよう。 |
配色が苦手な人であれば、複数の色を使うよりもできるだけ少ない色数でデザインをしたほうがいいことも。色面をブルー系で統一し、テキストは階層別に3色に分けて整えた。 |
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・01 ラインや記号などの装飾はほどほどに
・02 内容に合ったフォント選びを心がける
・03 写真加工のしすぎに要注意
・04 背景と構成要素との干渉を避ける
・05 フォーマットデザインをいかす
・06 文字は大きすぎず小さすぎず
・07 構成要素のバランスに注意する
・08 文字組みを複雑にしない
・09 写真イメージを複数重ねない
・10 色の使いすぎに注意する