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<10> レンズによるタル型の歪みを補正する

レンズの特性によって、被写体の直線部分が湾曲し、四角いものがタル型や糸巻き型に歪んで写ってしまうことがある。Photoshop CS2以降のバーションに搭載されている「レンズ補正」フィルタを利用すれば、この歪みを簡単に補正できる。

Photoshop CS2以降


<10> レンズによるタル型の歪みを補正する 完成作品
完成画像



STEP1 元の写真。

元の写真




STEP2 フィルタメニュー→“変形”→“レンズ補正”を選択する。

フィルタメニュー→“変形”→“レンズ補正”を選択する。
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STEP3 まず湾曲を補正するために、[ゆがみを補正:+9.00]と入力する。

まず湾曲を補正するために、[ゆがみを補正:+9.00]と入力する。
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STEP4 続いて、遠近感と角度を補正するために、[垂直方向の遠近法:+15]、[水平方向の遠近法:-14]、[角度:-1.27]と入力。余白部分は[透明部分]を選び、[拡大・縮小:113%]に設定する。

続いて、遠近感と角度を補正するために、[垂直方向の遠近法:+15]、[水平方向の遠近法:-14]、[角度:-1.27]と入力。余白部分は[透明部分]を選び、[拡大・縮小:113%]に設定する。
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STEP5 完成した写真。歪みと傾きが補正され、背景の門がほぼ長方形に近い形になった。

完成した写真。歪みと傾きが補正され、背景の門がほぼ長方形に近い形になった。




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<10> レンズによるタル型の歪みを補正する




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