Google Docsの共有機能が改良され公開設定が簡単に
Google Docsの共有機能が改良され公開設定が簡単に
米Google社は、オンラインOfficeソフト「Google Docs」の作成したデータの共有機能を改良したと公式ブログで発表した。改良点は作成したデータの共有方法についての設定で、「プライベート」「URLを知っている人」「Webで公開」の3つの設定に分類されることになる。
この投稿は同社のソフトウエア開発者のVikki Chou氏によるもの。説明によると設定は次の3つ。「プライベート(Private)」はデータを作成する際に自動的に設定され、作成した自分しかアクセスすることができないが、ほかの人がアクセスできるように設定することもできる。
「URLを知っている人(Anyone with the link)」は、そのURLを知っていればデータを見ることができる設定。「電話帳に載っていない電話番号を知っている人がその番号に電話をかけられるのと同じ」と説明している。
「Webで公開(Public on the web)」はデータを見つけてアクセスできるひとならだれでも見られる設定。コンサートのフライヤーをつくってGoogle Docsに保存し、そのURLをブログに載せると、そのデータは自動的にGoogleのようなサーチエンジンのインデックスに登録され、検索結果に表示されるようになるという。
Google Docsの文書名の右側に表示される[Share](共有)ボタンをクリックして共有している利用者のリストを見ることができるほか、URLをリセットすることもできる。また、複数のデータの共有設定も[Share](共有)ボタン→“Sharing settings(共有設定)”から選んで設定できるという。
記事によれば、これらの変更点は、来週中にはすべてのユーザーで使用可能になるという。
該当ブログ「aring in Google Docs just got easier」
URL:http://googledocs.blogspot.com/2010/06/sharing-in-google-docs-just-got-easier.html
(2010/06/18)