マクロミル、Facebookの利用動向を調査「実名登録は8割」
マクロミル、Facebookの利用動向を調査「実名登録は8割」
(株)マクロミルは1月28日、ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)「フェイスブック」(Facebook)のユーザーを対象に「Facebookに関する調査」を実施、結果を発表した。調査期間は2011年1月26日~1月27で有効回答は500。
Facebookの使い方としては、「友達の近況をチェックする」が50%で最多、次いで「昔の友達を探す」39%、「自分の近況を報告する」32%、「海外の友達を探す」30%となった。Facebookの良いは「全世界でユーザーが多い」という回答が64%でもっとも多く、「実名なので知人を見つけやすい」「実名なので情報に信憑性がある」が3割超。そのほか「学生時代の友達と連絡がとれ、同窓会が開けた」「海外の人と接して語学の勉強になる」など、実名登録や海外と交流にメリットを感じて利用している人が多いとしている。
Facebookに登録したきっかけについては、「友達に勧められたから」が41%で最多、次いで「話題になっているから」が22%、「海外で流行っていた」が13%。2010年以降に始めた人が6割超で、映画やテレビ・雑誌の特集で興味を持ったという声があがっているとしている。また、2009年以前から利用している人の約半数は海外居住経験があったという。
Facebookでいちばん問題となる実名制については、「実名」を登録している人は79%。個人情報を公開することに対する不安については「不安はない」が48%、「不安がある」は52%。利用時に気をつけていることとしては、6割前後が「個人情報をだれにどこまで見せるか範囲を設定する」「知らない人からの“友達申請”は安易に承認しない」と回答している。
最後に、Facebookそのものについて利用者の考えをきいたところ、「世界中とつながっている感覚がある」と感じている人は70%、「実名登録だから現実の世界に近い」は69%となった。また、「匿名性を好む日本の文化には合わない」と回答する人が63%いる一方、「今後、日本で普及すると思う」と答えた人が66%となったという。
マクロミル Facebookユーザ500人 利用実態調査
URL:http://monitor.macromill.com/researchdata/20110128facebook/index.html
2011/01/31