Adobe、タブレット用アプリ「Touch Apps」とクラウドサービス「Creative Cloud」発表
Adobe、タブレット用アプリ「Touch Apps」とクラウドサービス「Creative Cloud」発表
米Adobe Systemsは、タブレット端末向けのアプリ「Adobe Touch Apps」と、クラウドサービス「Adobe Creative Cloud」を発表した。
「Adobe Touch Apps」はiOS/Androidタブレット用のクリエイティブツール群で、ラインアップは画像編集ツール「Adobe Photoshop Touch」とコラージュツール「Adobe Collage」、Illustratorのファイルを表示する「Adobe Debut」、ベクターベースの描画ツール「Adobe Ideas」、カラーテーマ生成ツール「Adobe Kuler」、Webサイトやモバイルアプリ向けの双方向ワイヤーフレームおよびプロトタイプを開発できる「Adobe Proto」の6種類。
iOS版の「Adobe Ideas」はすでにリリース済みで、そのほかのアプリについてはAndroid版を11月に提供開始する。iOS版については2012年前半にリリース時期を発表する予定だ。価格は1アプリごとに9.99ドルで、「Adobe Creative Cloud」のファイル表示/共有/送信機能の使用権も含まれる。
「Adobe Creative Cloud」はクリエイター向けのクラウドサービスで、20GBのストレージを利用できる。「Adobe Touch Apps」や「Adobe Creative Suite」で作成したファイルをクラウド上で共有できるほか、「Photoshop」や「InDesign」、「Illustrator」、「Dreamweaver」などのデスクトップツールを利用することも可能。クリエイター同士で作品を共有できるコミュニティも用意する。
さらに、電子出版ソリューション「Adobe Digital Publishing Suite」やビジネス向けホスティングサービス「Adobe Business Catalyst」、本日同社が買収を発表した米Typekitによるクラウドベースのフォントサービスなども提供する予定だ。
「Adobe Creative Cloud」
「Adobe Touch Apps」
URL:http://www.adobe.com/products/touchapps.html
「Adobe Creative Cloud」
URL:http://www.adobe.com/products/creativecloud.html
2011/10/04