JPNIC、IPv6の導入を支援する検証環境を無料で提供
JPNIC、IPv6の導入を支援する検証環境を無料で提供
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、IPv4アドレス枯渇対応タスクフォースおよびIPv6普及高度化推進協議会と連携して、これからIPv6に対処しなければならない企業や組織が試験を行うためのIPv6テストベッド(検証環境)を無料で提供開始すると発表した。期間は2013年3月末までを予定している。申し込みはJPNICのWebサイトから利用申込書をダウンロードしてメールで送付する。
テストベッドの設置場所は慶應義塾大学新川崎タウンキャンパスで、検証期間はテストベッド使用開始から約1カ月間。自社ネットワークのIPv4/IPv6デュアルスタック化、サーバ・アプリケーションのIPv6化、デバイスのIPv6化などを幅広く検証できる。利用料は無料だが、機材持ち込みの場合の輸送費は参加者が負担する。テストベッドではIPv6の知識を持つ専門チームが検証システム設計やコンサルティング、検証作業補助などで協力してくれる。
利用イメージ
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
URL:http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv6testbed/
2011/12/06