ソフトバンクモバイル、気球を利用した無線中継システムの実証実験を開始
ソフトバンクモバイル、気球を利用した無線中継システムの実証実験を開始
ソフトバンクモバイル株式会社は、係留気球を利用した臨時無線中継システムの実証実験を開始した。
同実験は災害などで通信障害が発生したサービスエリアを迅速に復旧させることを目的としたもので、3Gシステム(2.1GHz帯)で利用できる。愛知県稲沢市の木曽川周辺で実施し、通信速度や通信品質、サービスエリアの広さなどを評価する予定だ。
システムは中継元基地局(親機)と気球中継局(子機)で構成されており、子機の位置と高度を安定させるために扁平型の係留気球を用いる。気球の高度(アンテナまでの高さ)は地上約100mで、サービスエリアは郊外地において半径3km以上を確保し、親機と子機との間の中継距離は見通しで5km以上確保する予定。
発表資料
発表資料
URL:http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2012/20120510_01/
2012/05/11